首のしわに「顔ツボMAP」がおすすめ!
首のしわは、加齢のほか、あごのあたりの筋力が低下することで、皮膚がたるんで生じることもあるので、あごから首にかけてのツボを集中的にケアしましょう。
二重あごをすっきりさせるのは、あごの真ん中の1.承漿(ショウショウ)、あごの真下の2.上廉泉(カミレンセン)、そのフェイスライン上の先、アゴ(エラ)の筋肉の真ん中にあるのが8.頬車(キョウシャ)。
のど仏の上の3.廉泉(レンセン)、そして、むくんだ首をケアするのは、あごの真ん中から1cm外側の4.夾承漿(キョウショウショウ)。鎖骨の上側のキワにある5.欠盆(ケツボン)は、のどの腫れにも効果的。
また、鎖骨上の首筋のくぼみのキワの6.気舎(キシャ)と首筋の太い筋肉ののど仏の高さにある7.強音(キョウオン)は、合わせてつまむようにして刺激していきます。
首のしわに効く顔ツボ5ステップ
ステップ1。のどを押さえながら、あごをつまんで引き上げ。
ステップ1:顔の右側から押していきます。息を吐くときに、押さえたツボを動かすことで筋肉をストレッチするのが基本です。
右手であご先をつまんで「承漿」と「上廉泉」を押さえ、左の人差し指でのど仏の上の「廉泉」を押さえます。左手はそのまま、笑顔で深呼吸しながら、右手であごを持ち上げるように1cmを3秒かけて引き上げ、首のしわをのばします。これを3回リピート。
ステップ2。左手は鎖骨に。右手は1cm移動。
ステップ2:あごに置いている右の手を1cmほど右にずらし、「夾承漿」を押さえます。左手は鎖骨に移動し、人差し指で乳頭のライン上にある鎖骨上のキワ「欠盆」を押さえます。笑顔で鼻からゆっくり息を吸い、口から息を吐きながらゆっくり上を向き、あごに置いた手で顔を持ち上げながら首のしわをのばします。
ステップ3。左手はそのまま、右手はフェイスラインを引き上げ。
ステップ3 :今度は、左手を固定したまま、エラの筋肉の真ん中「頬車」までフェイスラインに沿って引き上げます。ステップ2~3を左右3回ずつリピート。
ステップ4。首筋の筋肉をつかむ。強くつかみすぎないで!
ステップ4:次は、「気舎」と「強音」を、首筋の太い筋肉を両手でつまむようにして押さえ、深呼吸しながら首筋の筋肉を軽くもみます。
ステップ5。上にある右手の親指側を引き上げ。
ステップ5:下の手は固定したまま、上の手を3秒かけて1cmほど引き上げます。これを左右3回ずつリピート。
首のしわのケアと合わせてやりたい「鎖骨周りのリンパケア」
鎖骨周りのリンパケアで、首のラインをスッキリ。
人差し指と中指で鎖骨を挟み、外側から中心に向かってさすって、マッサージ。左右とも同様におこなって、3回ずつリピート。
鎖骨周りのリンパの流れを促すことで、たるみのないスラリとした首に導きます。
【撮影協力】
撮影/吉井 明 執筆/森本裕美
【衣装協力】
アディダス
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