古都ホイアンの見所 1. チャンフー通り
広肇会館。中庭の九頭龍を筆頭に、柱や屋根にも龍が彫り込まれている
コロニアル建築のかわいらしい建物が特徴的なサーフィン博物館
19世紀まで中華街が広がっていたと考えられており、中国ゆかりの建物が多く見られる。
■広肇会館
華僑・華人たちは出身地別に「会館」と呼ばれる集会所を建てて結び付きを強めた。広肇会館は1786年に建てられた広州市と肇慶(ちょうけい)市出身者のための会館だ。
■サーフィン博物館
サーフィン文化の遺跡から出土した石器や土器が収められており、先史時代のホイアンの様子を学ぶことができる。
■貿易陶磁博物館
貿易陶磁博物館の帆船模型。ホイアンの沖で沈んだと伝えられている
■広勝家(クアンタン・ハウス)
300年の歴史を誇る中国風の古民家で、土産物店として公開されている。間口が狭く奥に深い長屋のような造りで、吹き抜けの中庭、龍の彫刻など、中国建築のデザインが興味深い。壁や梁・屋根などにはベトナムや日本建築の影響も見られる。
■関帝廟
関帝廟の派手な門
■福建会館
福建省出身の華僑・華人のための集会所。道教でも最高神のひとりである女神・天后聖母(媽祖)を祀っており、道勧としての役割も果たしている。
■ホイアン歴史文化博物館
関帝廟の裏にある博物館。陶器や古銭・写真など、ホイアンの文化を伝えるための博物館で、ぼんぼり作りなども見学できる。
古都ホイアンの見所 2. バクダン通り
右がバクダン通り、中央がトゥボン川、左がアンホイ島。本当に美しい景色
魚市場。魚からエビやカニまで品揃えは多彩
出店も多く、昼は市場付近に野菜や軽食の露店が出ており、夜は通り全体に食べ物や灯籠の露店・屋台が現れる。
■ホイアン民俗博物館
ホイアン民俗博物館の展示。祭りの様子が描かれている
■アンホイ橋
バクダン通りとアンホイ島を結ぶ橋。夜はライトアップされ、橋を渡った先にナイトマーケットが展開する。
■市場
野菜の露店
■船着き場
川下りの船や漁船、手こぎボート、水上レストランまで、多彩な船が停泊している。歩いているだけでたくさんの船頭に声を掛けられる。