空気清浄機/空気清浄機関連情報

2016年・空気清浄機は個性ある新提案に注目!(2ページ目)

通年家電となっている空気清浄機ですが、やはり購入のピークは冬~春。空気清浄機の購入を検討する参考として、2015年秋に発売となった空気清浄機の中から、新提案があった製品をピックアップしてご紹介します。

執筆者:戸井田 園子

新機能搭載で勝負する3モデル

今年は、売れ筋の大手3社(パナソニック・シャープ・ダイキン)の加湿空気清浄機の最上位モデルは基本的には大きな変化がなく、2015年モデル(2014年秋発売)のマイナーチェンジという感じでした。ということで、今までにない新機能を搭載したもの、コンセフプトに新しい提案があるものなど、印象に残った3モデルご紹介します。


 

「自動おそうじ」を新搭載~日立・クリエア

2016年モデル(2015年秋発売)空気清浄機

背面にあるプレフィルターの自動お掃除メカ

面白い視点で新提案をしたのが、日立の空気清浄機。プレフィルターを自動でお掃除する「自動おそうじ」機能を搭載しました!プレフィルターは定期的な掃除が必要なので、これにより、さらに日々のお手入れはグッと楽になります。洗濯槽の自動おそうじ機能も、初めに開発したのは日立!これからのスタンダードになるのでしょうか?か楽しみです。
 
2016年モデル(2015年秋発売)空気清浄機

マジックも一拭きで落とせる、ガラストップパネル

デザイン面では、前面パネルがガラス仕様なのも独自の仕様。高級感があり、見た目にも美しい仕上がりです。また、マジックで落書きしても一拭きで落ちるほど、手入れも楽々。一年中出したままになる家電として、美しいだけでなくキレイに維持できるのは、うれしい仕様です。
 
日立の空気清浄機、正直シェアは大きくありませんが、実はフィルターを分解してみると面積がとても大きくしっかり集じんできる仕様であること、脱臭フィルターも再生力があり脱臭力が高いこと、送風口からの気流もとても強く循環能力が高いことなど、空気清浄機としての能力は文句なし。リビングユースの加湿空気清浄機を検討されているなら、ぜひ候補に入れてみてはいかがでしょうか?

※参考:メーカー製品サイト
※参考:ニュースリリース 
 
日立 PM2.5対応加湿空気清浄機(空清48畳まで ブラウン)HITACHI 自動おそうじ クリエア EP-LVG110-T
【長期保証付】日立 EP-LVG110-N(シャンパン) 加湿空気清浄機 クリエア 空清48畳/加湿22畳

 

新コンセプトでデザイン強化~シャープ・S-style(エス-スタイル)

2016年モデル(2015年秋発売)空気清浄機

シンプル&スマートな「S-style」としてリリースされた、空気清浄機と加湿器

シンプル&スマートなデザインで新たな生活スタイルを提案する「S-style(エス-スタイル)」シリーズのひとつとして、加湿なしの空気清浄機をリリース。デザインに軸足を置き、置きたいと思える空気清浄機を目指しているとのこと。
 
2016年モデル(2015年秋発売)空気清浄機

従来の薄型タイプよりさらに薄い98mmを実現

特徴はその薄さ。トンボの羽根形状を応用した得意のネイチャーテクノロジーで、送風効率の高い薄型ファンを開発し、本体サイズの奥行きはわずか98mmを実現。見るからに非常に薄型でスッキリとしています。また、前面バネルは半透明で中のファンの動きが見えたり、背面パネルも格子ではなく模様になっていたり、送風口の色で空気の清浄度がわかるお知らせ機能など、繊細なデザインと遊び心が感じられます。
 

適応床面積は8畳と小さいので、リビングなど大きな空間向きではありませんが、2台目ユースに最適。薄型でデザインもキレイなので、玄関など見せる場所にもおすすめです!

※参考:メーカー製品サイト
※参考:ニュースリリース
 
SHARP S-style 高濃度プラズマクラスター25000搭載 空気清浄機 ホワイト系 6畳タイプ FP-FX2-W
シャープ 空気清浄機 上質な空気のカタチ FP-FX2-W【納期目安:約10営業日】

 

空気を可視化するという新提案
~ブルーエア・Sense+(センスプラス)とエアモニター

2016年モデル(2015年秋発売)空気清浄機

北欧モダンの落ちいたカラー展開になった「Sense+」

フィルター交換を推奨する単機能特化型として、空気清浄力に定評があるブルーエアから「sence+」がリリース。もともとデザインがキレイなことで人気があったSenceですが、リニューアルでカラーバリエーションが一新され、パステル調からぐっとシックで落ち着いた印象の色味になりました。北欧の秋という印象でしょうか。また、適応床面積も18平米(11畳)までと少し広くなり。性能も向上しています。

 
2016年モデル(2015年秋発売)空気清浄機

室内の空気の状況をお知らせしてくれる「エアーモニター」

同時にリリースされたのが「Blueair Aware(ブルーエアアウェア)」。室内に置いておくことで、空気の状況がわかるエアーモニターです。スマホと連携することで、温度・湿度・PM2.5や微細な粒子・ニオイなど、空気の状況を可視化することができるとのこと。さらに、Wi-Fi機能を搭載したブルーエア(「Sense+」など)を自動でコントロールでき、外出先からでも室内の空気環境を整えることが容易になります。単体で使うだけだと、空気の状態が細かくわかるだけで、いまひとつ必要性がピンとこないかもしれませんが、空気清浄機と連動すれば、その効果が可視化されるメリットは大きいと感じます。空気清浄機の効果をより実感したい人におすすめ!

※参考:メーカー製品サイト

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