二極化する空気清浄機、メンテナンスと初期性能維持の関係

2015年空気清浄機

清浄方法が異なる空気清浄機3タイプが出揃った2015年!

現在、空気清浄機は、大きく2つのタイプがあります。ひとつは、加湿機能などが搭載されている多機能タイプ。もうひとつは、空気清浄機能のみの単機能特化タイプです。そして、多機能タイプは「フィルター10年交換不要」が増えているのに対し、単機能特化タイプは「フィルター交換」を推奨しているというように、機能も思想も真っ向から異なっています。どのタイプが良いかは一概には言えませんが、空気清浄方式とお手入れ方法は、初期性能の維持に大きな関係がありますので、まずはその違いを整理しておきましょう。
 

■「フィルター集じん」交換不要タイプ
2015年空気清浄機

最近は、フィルター集じん効率が落ちにくい様改善されているが、それでも経年変化はある ※参考:ダイキンより

フィルター集じん・交換不要の場合、以前はプレフィルター・集じんフィルター・脱臭フィタルーなど、状況に応じお手入れが必要でしたが、最近は掃除機で表面のホコリを取り除く程度で済むものが大半になりました。その結果、フィルター交換も不要で手入れも最小限となるため、市場ではこのタイプが一番売れているのが現状です。

しかし、使用時間が長くればなるほどフィルターの目に微細なホコリが詰まるため、徐々に性能が落ちていくのが弱点。電機工業会の規格では、新品の時を100%とした場合、10年後に50%以下の性能に下がらなければ「交換不要」と言って良いことになっています。全メーカーから具体的な数値は明記されていませんが、購入当初より確実に性能が落ちていくことをしっかり理解しておきましょう。
 

■「電気集じん」交換不要タイプ
2015年空気清浄機

手入れをすれば集じん性能がもどに戻るので経年劣化がない ※参考:富士通ゼネラルより

電気集じんの場合、基本的にはフィルター交換は必要ありませんが、電気集じん部の定期的な水洗いが必要です。同じ「交換不要」でも、フィルター集じんに比べると手間がかかると言えます。しかし、電気集じん部を水洗いすることにより、付着したホコリやチリなどが洗い流されリセットされるため、集じん性能を元に戻すことができるのが最大の強みです。

今まで、電気集じんとフィルター集じんを併用していたタイプは存在しましたが、今シーズンは電気集じんのみのタイプが登場しています。多少の手間はかかりますが、コストをかけずに初期性能を維持したい人にはこのタイプが最適です。
 

■「フィルター集じん」交換タイプ
2015空気清浄機

交換タイプの場合、フィルターコストも含めた総コストし高くなりがち

フィルター集じん・交換タイプの場合、フィルターを新品にすることで初期性能に戻すことができます!しかし、定期的にフィルターを購入しなくてはならないので、ランニングコストが必要になるのがデメリットです。

ちみなに、フィルター交換タイプを選ぶ人は「コストがかかっても手間を省きたいから」という人が多いはす。しかし、フィルターのお手入れが一切不要の製品と、フィルター表面に付いたホコリを掃除機で吸い取る程度の定期的なお手入れが必要な製品があります。もし、お手入れ不要が第一目的なのであれば、日々のお手入れの要・不要を必ず確認してください。
 

※加湿機能付き
先にも触れましたが「フィルター交換不要」は、大半が加湿機能付きの多機能タイプとなっています。空気清浄部分の手入れが軽減されているとは言え、加湿フィルター・給水タンク・給水トレイなど、加湿機能に関する部分のお手入れは必ず発生します。このあたりもしっかり認識しておきたいものです。

それでは、今シーズン発売の新製品から方式の違う3機種をご紹介します。どのタイプが自分の生活・性格にマッチするか、じっくりチェックしてみて下さい。

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