フランス語/フランスの文化を知る

チーズ巻きもある!フランスでも大人気のお寿司事情(2ページ目)

日本の食文化のひとつであるお寿司。今ではすっかりフランス社会に受け入れられています。ここまでお寿司が社会に浸透していると、旅行中にも安心です。どれほど幅広く親しまれているのか、またどんなお寿司があるのかを紹介します。

モワソン 久恵

執筆者:モワソン 久恵

トラベルフランス語ガイド

どんな寿司ネタが使われているの?

今では、スシはレストランだけでなく、スーパーでのテイクアウトや
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スーパーのスシ・コーナー

デリバリーショップで手軽に買えるようになりました。これらのスシには、サーモン・マグロ・エビ・タイ・イクラなどがよく使われています。アボカド・エビのほかにsurimi(スュりミ)と呼ばれているカニカマやサーモン・鶏肉を使ったバリエーション豊かなカリフォルニア・ロールも人気です。チーズを入れたチーズ巻きまであります。さすが、チーズの国ですね。

他にも、有名シェフとのコラボレーションで彩り美しく、フランス風にアレンジした創作スシを展開しているチェーン店があります。こちらは、こんなにも大胆かつ無限大に組み合わせることができるのかと日本人のほうが驚かされるほど、さまざまな材料が使われており、フルーツを使ったデザート・スシというものも登場しています。パーティーのオートブルなどには色取り豊かで、楽しいアイデアだと思います。


寿司ネタをフランス語で言ってみよう

ではここで、基本的な寿司ネタのフランス語を紹介します。
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スーパーで買えるスシの一例



サーモン saumon (ソーモン)
マグロ thon (トン)
エビ crevette (クるヴェットゥ)
タイ daurade (ドらドゥ)
イクラ œuf de saumon (ウフ ドゥ ソーモン)
盛り合わせ assortiment (アソるティモン)


フランスにおけるお寿司の位置づけ

フランスでのスシ・レストラン経営は下火になりつつあるという話も耳にしますが、人気の店では家族連れやグループが楽しそうに、また美味しそうに楽しんでいる姿を目にします。また、アジア人経営のレストランでは飽き足らず、「本物の日本食レストランの住所を教えて欲しい」というフランス人がたくさんいます。実際、隠れ家的な和食レストランへ行くと、フランス人のお客様でいっぱいということがよくあります。

そんな様子を見ると、お寿司と言う日本文化がフランス社会にしっかりと受け入れられ、一般の食生活に根付いたように感じます。そして、ここまで浸透したことをとてもうれしく思います。

お値段的には少々高めですが、外国でこうしたいろいろなタイプのお寿司を食べることができるのは、旅行者の方にとっても強い味方ですね。


※発音表記は、区別をするために、R の音はひらがなで、L の音はカタカナで表示しています。
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