ロブションのポンムピューレから発想を得た食パン
食パン
食感にヒキ(伸展性)がないところはブリオッシュのようだけれど、非常にシンプルな感じのパン。それがわたしが何の前情報もなく、Pain d'ESqUISSE for WAKOの食パン(700円)で感じた印象でした。
この食パンを作ろうと思われたきっかけは何だったのでしょう。
「これは、パンを作ろうと思ったわけではなく、ロブションのスペシャリテ、ポンムピューレを発酵させて、膨らまして、焼いてみたい、と思ったところから入っています」と成田さんは言います。「レシピ的には最小限のパン生地が、ポンムピューレの味をこわさないように、入っている感じです」。ポンムピューレとはつまり、マッシュポテトのこと。「なので、焼いた感じが芋に近くなり、ヒキもなくなります。限界まで発酵させてるので芋自体が、軽いパンになってるイメージです」。
ポンムピューレから発想
銀座和光という場所
小豆と黒豆入りの「パボ」
パン オ フリュイ
つまり、ここは成田さんの生き方が反映されている場所とも言えますね。
パン オ レザン
パン オ ノア
受け継がれてきた味に、今の成田さんが感じる”おいしさ”をちょっと乗せて。そういうパンとの出合いがある場所です。くれぐれも、お店を出たところでちょっとかじったりはなさいませぬよう。持ち帰って、温めるひと手間をかけて、成田さんからのメッセージを受け取ってみてください。
Pain d'ESqUISSE for WAKO
Pain d'ESqUISSE for WAKO
住所:中央区銀座4丁目4-8 和光アネックス1F
電話:03-3562-5010
営業時間:10時半~19時半(日祝~19時)
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東京メトロ銀座線銀座駅徒歩1分