痒いところに手が届く

PCで遊ぶユーザーの図

PCでも、スマートフォンでも、タブレットでも、好きな端末で遊ぶことができ、全部同じアカウントが使えます(イラスト 橋本モチチ)

ハースストーンが良くできているところは細部にわたり、とてもすべてはご紹介しきれません。例えば、これまでご紹介した要素をまとめているのが、UI、ユーザーインターフェースです。ハースストーンのUIは大変にシンプルで使いやすいものです。対戦中、ほとんどの操作は、カードを手元から場に、あるいは対象にスライドすることで済んでしまいます。

もし、知りたい情報があれば知りたい場所を長めにタップすれば大体のことは分かります。カードの持つ能力、能力を説明する時に使う単語の意味、自分や相手のヒーローの能力、カードが後何枚残っているか、さっきのターン相手が何をしたのか。知りたいと思う所を触っていれば答えが返ってきますし、逆にそうしなければ画面はスッキリ整理されていて、余計な情報が表示されません。

課金関連も気が利いています。カードを増やすもっともありふれた方法は、お金やゴールドでカードパックを買うことです。カードパックはランダムに5枚のカードが封入されていて、同じカードがいくつもたまることがありますが、余ったカードを破棄することで手に入る「ダスト」を使えばピンポイントで欲しいカードを手に入れることもできます。

先述したアドベンチャーモードのような確実に手にいれる方法に運要素の強いカードパック、余ったカードでピンポイントに作る方法、そしてそれらをお金でぱっと買ってしまうか、それともコツコツ対戦を重ねてゴールドを貯めて手に入れるか、プレイヤーの遊び方を広く設定しています。

簡単で、安定した対戦を実現するルール、しかし奥深い戦略を提供するカード群のバランス、それらを最大限に楽しめるよう用意されたモード、簡素で分かりやすいUIに、ユーザーのプレイスタイルにあわせたカードを集める方法の提供などなど、微に入り細に入り作り込まれ、有機的につながり、完成度を高めています。

プレイヤーは必ずしもそういった1つ1つのことを意識しないかもしれませんが、遊んでみるとそれらが実にうまく機能していて、なんとなくスムーズで、ストレスなく、そして面白いのです。「ハースストーンって何が面白いの?」と聞かれると、ズバッと返答するのは結構難しいんです。しかし、丁寧に見ていくと、どこもかしこも良くできているのです。その完成度、ぜひ1度体験してみてください。

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田下広夢の記事にはできない。(ゲーム業界ニュースガイド個人運営サイト)




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