ビーズ/指輪・ブレスレットの作り方

ラップブレスレットの作り方と材料!ビーズで気軽に手作り

ラップブレスレットの作り方手順はシンプルですが、一つ一つの工程を丁寧に行うことが完成度を上げるコツ。材料を揃えビーズや紐を変えれば、色々なデザインを楽しめます。自分好みのオリジナル手作りラップブレスレットを作ってみましょう!

岡野 陽子

執筆者:岡野 陽子

ビーズアクセサリーガイド

ビーズで手作り! 大人気のラップブレスレットの作り方

ラップブレスレットの作り方と材料

多くの芸能人やファッショニスタが愛用するラップブレスレットをビーズで手作りしよう!

ラップブレスレットは、自分でも気軽に作れます。ビーズや紐の組み合わせ次第で、バリエーションは無限!自分の好きな色や材質をじっくり選んで、オリジナルのラップブレスレットを作ってみましょう!
 

手作りラップブレスレットの材料・道具

※手首周り約17cm・二重巻き
  • 紐(断面の丸いもの) 太さ約1.5~2mm……90cm
  • ビーズ 直径4~8mm(6mm程度がおすすめ)……340÷ビーズの横幅(mm)個+予備3個位
  • ボタン 直径15~30mm(20~23mmがおすすめ)……1個
  • 針……ビッグアイ・ニードルがおすすめ
  • 空き箱……長編20~30cm
上手に作るコツ
  • ビーズを1つ通すごとに、糸をしっかりと引き締める。引き締めが強すぎると紐が歪むので、左右の紐の並行を保つ程度の力で行うこと
  • ビーズの傾きや引きつれがあれば、その都度直すこと
  • 左右の紐が均等な長さになっていることをよく確認すること
紐について
基本的に、断面が丸いものを使用します。材質はなんでも構いませんが、ハリがあり硬いもののほうが作りやすいでしょう。本革紐や、フェイクレザーコード、蝋引き紐、ロマンスコード(綿100%にレザー風のコーティングを施したコード:メルヘンアート株式会社)などがおすすめです。
 
ビーズの数について
今回のブレスレットは、手首周りが17cmで2重巻なので、ビーズを配置する長さは17cm×2=34cmです。これをmmに換算して、使用するビーズの横幅で割った数字が、必要なビーズのおおよその数です。
横幅が6mmのビーズで作る場合は、340÷6=56.666…なので、四捨五入して、約57個を使用します。予備として、3個位余分に用意しておくと安心ですよ。
 
 
ラップブレスレットの作り方

脚なし・脚付きどちらでもOK!

ボタンについて
脚付きでも2つ穴・4つ穴でも構いません。ただし、穴に革紐が通るかを確認して購入してくださいね。ボタンの直径は20~23mmが作りやすく、おすすめです。
 
ラップブレスレットの作り方

日暮里のボタン専門店で購入したもの

ボタンも重要なデザインの一部です。紐やビーズにマッチするものを吟味しましょう!
 
ラップブレスレットの作り方

ビーズステッチ糸はカラーも豊富

糸について
ここでは、ビーズステッチ用の糸を使用しています。「撚り」がないので絡んだり毛羽立ったりしにくく、色も豊富なのでおすすめです。紐と似た色にしてもいいですし、あえて違う色を選んでもOKですよ。
 

ラップブレスレットの作り方・手順

ラップブレスレットの作り方

ボタンのきわでしっかり結んで

手順1.紐の中央にボタンを通し、紐の端をそろえて、ボタンのきわでひと結びします。
 
ラップブレスレットの作り方

脚なしのボタンも使えます

 
ラップブレスレットの作り方

箱は20~30cm位が作りやすい

手順2.空き箱のふちに、手順1のボタンの部分と、紐の端の方をセロハンテープで固定します。
※手に持ちながらでも作成できますが、紐を固定するときれいに作りやすくなります。
※右側の紐の端は、手順4のあとに固定します。
 
ラップブレスレットの作り方

ビッグアイ・松葉針・中割れ針とも言う

手順3.糸を400cmに切り、図のように、半分に折り、さらに半分に折ります(4本どりになります)。「輪」になっていないほうを針に通します。
※穴の小さなビーズ(天然石など)で作るときは、糸は200cmにし、半分に折って使います(2本どりになります)。
 
針は普通の縫い針でも構いませんが、上図のような「ビッグアイ・ニードル」を使うと、簡単に糸を通せます。
 
ラップブレスレットの作り方

ボタンから少し離れた位置に

手順4.「輪」のほうに、右側の紐(B)を通し、ボタンから1~2cm離れた位置まで引き上げます。

針の方の糸は、左側の紐(A)の上にくるようにします。
 
ラップブレスレットの作り方

ビーズは紐の間にはめ込むように

手順5.ビーズを1個針に通し、紐の間までスライドします。
 
ラップブレスレットの作り方

糸と紐の上下に注意!

手順6.針を紐Aの下をくぐって、ビーズの穴に通します。針先を紐Bの上に出し、糸のたるみがなくなるまで針を引っ張ります。
 
ラップブレスレットの作り方

ひと目ずつしっかり糸を引き締めて

手順7.針を紐Bの下にくぐらせ、2個めのビーズを通し、手順4と同じく、針を紐Aの上に出します。
手順6~7を繰り返します。
 
※図ではボタンを上にした状態で解説していますが、自分が作りやすいように、箱の向きは自由に変えてください。
※時々、ビーズの間隔や左右の紐の張り具合をチェックしてください。バランスが悪い時は、糸やビーズの位置を手でちょっとずつずらして微調整し、紐AとBの長さが左右均等になるように、また、ビーズがひきつれたりせず、きれいに並ぶように編み進みましょう。
※途中で糸が足りなくなったら手順8の糸始末をして、新しい糸で手順1から編み続けます。
 
ラップブレスレットの作り方

結ぶ前に長さの確認を忘れずに!

手順8.ビーズを通し終わったら、糸始末をします。

針をはずし、糸を2本ずつ(2本どりのときは1本ずつ)に分けます。左図のように、紐Bに固結びします。
 
ラップブレスレットの作り方

しっかり固結びして

 
ラップブレスレットの作り方

きつめにくくりつけましょう

もしくは、紐Aに左図のように糸を2回くくりつけます。こちらの方法だと、糸を針から外さずに行えます。
 
ラップブレスレットの作り方

編み戻りは長いほど解けにくい

紐Bに固結びする方法の場合はふたたび糸を針に通して、前のビーズに通し戻します。最低でも3個以上通し戻ったら、ビーズのきわで糸を切ります。
※ほどけてくるのが不安な場合は、切る1個手前のビーズに通っている糸に糸に玉止めします。
 
ラップブレスレットの作り方

余分な紐を切って完成!

手順9.紐の端をひと結びし、輪にボタンが通るか確認します。ゆるすぎず、きつすぎない輪の大きさに結べたら、余分をカットします。
 
ラップブレスレットの作り方

いくつか重ねづけしてもステキ!

完成!
歪みなどがあれば軽く直し、完成です。








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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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