白髪も黒髪にエイジングケアできる!?ヘッドキュアとは?
みなさんも一度はヘアサロンでヘッドスパを受けたことがあるのではないでしょうか。照明が落ちたアロマの香りが漂う空間で頭皮マッサージを受ける。日頃の疲れがスッと抜けていくような感覚がありますよね。クセになりそうです。ヘッドスパの一番の目的はリラクゼーション。頭皮環境を整えるという効果ももちろんありますが、まずは心身を癒すことに重点が置かれています。
その癒し効果と頭皮ケアの優先順位を逆転させたのがヘッドキュア……。というよりかは、頭皮や毛髪のエイジングケアにとことん特化した施術といったほうが正確でしょう。
具体的に「ヘッドキュア」と「ヘッドスパ」は、何が違うのでしょうか?
1 ヘッドキュアには資格がある
ヘッドキュアはイーラルという美容室向けコスメを製造するメーカーが、研究を重ねて生み出したエイジングメソッド。ゲストへ施術するにはイーラルが認定する資格を要します。持っている美容師によると、知識修得以外に実技があり、取得するには一筋縄にはいかなかったといいます。それだけに本格的だともいえるわけですが。そしてこの難関を乗り越えて初めて、キュアリストを名乗ることができるのです。2 理論がある!製品と手技の両軸でケア
ヘッドキュアは抜け毛、白髪、乾燥、フケ・かゆみなどおさえて、頭皮と毛髪を正常化させるというのが大きな理念。そのための手段として、植物と化学の成分を融合させたプロダクトと、マッサージテクニックを使います。この2軸によって、細胞の老化にかかわる因子をケアして、エイジング効果を高めようというのです。特にマッサージは単なるツボ押しにとどまらず、血流やリンパの流れを良くするために、頭皮以外にも首まわりや耳まわりまでフォローするというもの。首や耳付近にはリンパが集中しているということで、より念入りにケアしてくれます。
マッサージはある程度痛くないと効果が出ないと思われがちですが、それは間違い。頭皮の下にある筋肉のコリをほぐすには、必ずしも強い力は必要ないという考え方です。
3 頭皮状態のカウンセリングがある
いきなり施術を始めるのではなく、その前にゲストの頭皮を診ます。アブラ肌なのか乾燥肌なのか、毛穴にどのくらい汚れが詰まっているのか、古い角質がどのくらいあるのか、炎症はあるのかないのか、などをキュアリストが判断します。頭皮状態は一人一人違うので、その人に合ったケアをするためにはカウンセリングが必須。十把一絡げにしない、ゲストに寄り添った心遣いがうれしいですよね。
ヘッドキュアの魅力はまだまだある!