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無線LAN導入時におさえておくべきセキュリティ設定(2ページ目)

はじめて無線LANを導入するとき、「これで本当に安全なんだろうか?」という不安があるかもしれない。今回の記事では、無線LANを導入する際に、気を付けるべきセキュリティ設定ついて解説していこう。

岡田 庄司

執筆者:岡田 庄司

LAN・無線LANガイド

メーカー推奨のセットアップ方式を利用すればよい

初心者が暗号化方式を独自に選択するのは難しいので、ルーターを販売しているメーカーは、マニュアルに掲載されている一般的なセットアップを行えば、自動的にその機種で最適な暗号化を利用できるようにしている。そのため、セットアップ中にAES/TKIPといった暗号化をこちらで選択する必要はない。

一般的な方法は、ボタンを押して暗号化を設定する方法だ。Buffaloであれば、子機側(電波を受信する側)でセットアップユーティリティを起動し、AOSSボタンを押すように指示があったとき、無線LAN本体についているAOSSボタンを押す。

上側がAOSSボタン。我が家では、表示が分かりにくいのでシールを貼ってある。

上側がAOSSボタン。我が家では、表示が分かりにくいのでシールを貼ってある。


スマートフォンであれば、アプリでQRコードから暗号化キーを読みだして設定する方法が一般的だ。Buffaloであれば、同社製の「QRsetup」を起動し、本体付属のセットアップカードに印刷されているQRコードを読み取り設定を行う。

QRsetup

QRsetup


また、本体に記載されている暗号化キーを入力してセットアップを行う方法でも、自動的に適切な暗号化方式が採用されるので心配はない。

セットアップカード

セットアップカード。 暗号化キーが印刷されている。


それでは、その他にセキュリティ上で注意すべき点を見ていこう。

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