ステーショナリー・文房具

使い心地を犠牲にしない、多機能な手帳ジャケット(2ページ目)

手帳カバーは、もはや手帳を守るだけではない、という時代になっているように思う。売り場では手帳以外の色々なものを入れておける多機能を誇ったものが増えている。これは、そうした色々な機能を備えつつ、手帳にすっかりと馴染んだデザインであることが特長だ。

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド



本格的なペンケース

手帳には、ペンホルダーはよく見かける。ただ、ペンホルダーだとセットできる本数はどうしても限られる。これはペンケースがそのまま付いている。おおぶりなペンケースにも関わらず、外観の雰囲気をひとつも乱してない。スゥッと収まっている。

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開いた右側にあるのがペンケース


右側にジッパーがある。ペンの太さにもよるが、2~3本を収納できる。また、付せんやクリップなども入れておけそうだ。

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本格的なペンケースだ


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2~3本のペンを収納できる


開口部が手帳の外側ということで、気になるのは立ったまま手帳を手にしていて、不意にペンケースからペンがこぼれ出ないだろうかという点。これがうまいこと解決してくれている。手帳を開いた際、はずしたゴムバンドを後側にまわしておくと、それがペンケースの両サイドにきて、手でグワッと広げないと開かないようになる。よくできた仕組みだ。

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ジャケットを開いたら、ゴムバンドをこのように裏側にしておく

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そうすると、このようにペンケースが不意に開かないバンドにもなる。実によく考えられている。マチもあって広げやすい。


もうひとつ気になるのは、書く時にペンケースが邪魔になりはしないかということ。かなり大きなペンケースなので気になるところだ。実際に書いてみると、これがむしろ心地よかった。ペンケースが上手い具合に右手を乗せるちょうどよい台になってくれる。

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手帳紙面のすぐ隣にくるペンケース

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これが、ペンを持つ手を乗せるほどよい台として機能してくれる

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細かなところでは裏側のちょうどよいところに縫い目があり、手にしたときの指がかりになる

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多機能なのに、そう感じさせないスッキリとした手帳ジャケットだ



開いた時、そして閉じた時もペンケースは大人しく収まってくれる。違うツールを付け加えながらもすっかり馴染ませているので、本来の仕事であるスケジュール管理に集中できる。

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*関連リンク
日本能率協会マネジメントセンター NOLTY TOOLS

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