バスに乗ったらチケットを購入
車内はローカルな香りに包まれる
バスターミナルでは必ずバスは停車するので、旅行者はこちらの利用がおすすめ。一方バス停から乗る場合は、自分が乗りたい番号のバスがやってくるのが見えたら、手を振って止まるよう合図してください。また、バスは完全にとまってはくれませんので、小走りで出入口に駆け込むことになります。乗客がお年寄りだと運転手が気づいたら止まってくれるのでご安心ください。
バスに乗ったらまずは運賃を払う
バスに乗車したら、空いている座席に座ってください。お年寄りが立っていたら、率先して譲ってあげることもお忘れなく。ベトナムは儒教の国でもあるので、そのあたりはみなさん敏感です。バスに乗ると、ほどなくして乗務員が運賃の回収にやってきます。口頭だとなかなか通じないので、ガイドブックなどを見せて行き先を伝えてください。運賃は5000ドンから6000ドン(2015年10月現在)。大きな荷物を持っていると、二人分カウントされる可能性もあります。運賃を支払ったら、チケットを貰えます。これは支払い証明にもなるので、降車するまで持っておいてください。
降車のタイミングを見計らう
バスを降りたいときは、出入口付近に立って、乗務員に指先で降りる旨をジェスチャーで伝えれば、次のバス停で降ろしてくれます。降りるときも、バスは完全に止まってはくれませんので、小さくジャンプするように降りることになります。ベトナム人も時々つまづいて転んでしまうことがあるので、みなさんも十分注意してください。
自由気まま旅。ローカルバスの車窓から
ベトナムらしさを感じる一コマ
異国の地でローカルバスに乗って自由気ままにバス旅。情緒があっていいものです。バス車内では学生や市場のおばちゃんたちが談笑している光景を垣間見ることができます。彼らにとって外国人は珍しいので、きっと話しかけてくることでしょう。一期一会の出会いも海外旅行の醍醐味では。注意点としては、帰りのバスの時刻。町の中心であれば、夜の8時くらいが最終となりますが、郊外に行ってしまうと、5時くらいで終わってしまうこともあります。それだけは注意してください。このように、バスの乗り方さえ知っておけば、言葉の壁は意外とクリアすることができます。せっかくの海外旅行なので、臆病にならずにバス旅を体験してみてはいかがでしょうか。