LAN・無線LAN・Wi-Fi/Windows 8/10のLAN設定

Windows 10で接続するユーザに制限を設ける(6ページ目)

Windows 10上の特定のフォルダにファイルを保存し、LAN内からアクセスする場合、ユーザによって、ファイルの表示/読み取り/書き込み権限を設定することができる。今回の記事では、少々長くなるが、その設定方法を解説しよう。

岡田 庄司

執筆者:岡田 庄司

LAN・無線LANガイド

ログオフして別のユーザー名でアクセスする

user01でWindows 10のコンピュータにアクセスすると、あとはユーザー名やパスワードなしでアクセスが可能になってしまう。つまり、再度アクセスしてもユーザー名やパスワードを聞いてこないので別のユーザー名でアクセスすることはできない。

ここでは、一旦ログオフしてuser02でWindows 10のコンピュータにアクセスしてみよう。

1.「スタート」ボタン→「シャットダウン」→「ログオフ」を選択する。

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2. このあと、Windows 7にログインするいつもの画面が表示されるので、いつも通りのパスワードを入力してログインする。つまり、Windows 7に設定してある常用のユーザー名でログインすることになる。先のユーザー名user01やuser02は関係ない。

3.先の方法でWindows 10のコンピュータ名を選択すると、以下のようにユーザー名とパスワードをきいてくるので、user02とそのパスワードを入力する。

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あとは、先に解説した方法と同じように操作するとuser02しかアクセスできないフォルダが表示される。

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一応、user01_folderとは異なるファイルを保存しておいたので下にその様子を挙げる。

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以上で、解説は終わりだが、もし何か不都合があったら下記の記事を参考にして設定を見直して欲しい。もちろん、パスワード保護共有を有効にするはonのままにしておく。

LANにアクセスできないときはここをチェック(Win10編)

また、Windows10には、ホームグループという簡易なアクセス制限方法がある。利用するパスワードは1つなので簡単に設定できる。詳しくは、Windows 10でホームグループを活用するを参照して欲しい。
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