結婚を決断できない男性・彼氏の心理とは?
結婚したいけれど彼がプロポーズしてくれない、もしくは結婚の話を切り出せないという女性も多い。
もし女性側の方が何となく結婚の話をしようとしても、その彼から露骨に避けられたり、はぐらかされる、人によっては、うざがられたり、不快な表情をされたり……そのたびに、「自分に何か非があるのでは?」、「もし彼とは結婚できなかったら?」なんて落ち込んだり、そんな悩みを抱えてる女性は少なくありません。
今回は付き合っている女性がいるのに結婚を決断できない男性の心理とは何なのかを一緒に考えていきましょう。
実はそれらは男性側の都合で進まないことが少なくありません。なので、決して自分が原因のせいなんだと悩むだけでなく、むしろ彼とのズレに早く気づくことで、あなたが行動し、見極めるべき機会となれば、さらに幸せになっていくきっかけになるはずです。
<目次>
1.「年齢や交際期間により、結婚のタイミングがずれてしまった」
男性が結婚を決断できない大きな理由に、きっとタイミングが大きく左右すると答えるでしょう。とくに、出会った時の年齢も重要なポイントです。社会人になって間もない20代であれば、恋愛の勢いだけで結婚に至ることもあるでしょう。いい意味で、気軽な恋愛する年代なので、いきなり結婚を視野に入れて付き合い始めるわけではなかったけれどお付き合いの延長線上として結婚に至ることができた、という人が多いはずです。
逆に言えば、自分が適齢だと思わなければ、いくら大好きな相手だからといっても男性側の仕事の状況やその時のモードでは「即結婚」という単純な図式にはならなかったでしょう。
過去に付き合っても結婚までいたらなかった女性も、もし出会う時期さえズレていれば結婚していた可能性もあったということですが、それこそがまさに結婚のタイミングの難しさでもあります。
2.「仕事が忙しかったり、転機を迎えている」
仕事のことで頭がいっぱいの彼。むしろチャンスかもしれません。
例えば、将来の出世に関わるような大きなプロジェクトに携わったり、起業や独立をしたばかりの時期だと、あなたとの結婚を躊躇するかたちになるかもしれません。男性心理としては、まずは仕事や収入を軌道に乗せるのが先……というところでしょう。そういった状態の男性にとっては、仕事は彼女との結婚以上に重要度が高く、意識の多くを占めているのは事実です。
男性としての責任感を達成して、きちんとプロポーズできる状況になるまでは結婚できないと思っている……ということは、つまり、将来的には本気であなたとの結婚を考えているのかもしれません。仕事が忙しい時期こそ結婚により精神的な安定を得ることができるとも言えるので、彼が「パートナーとして支えてほしい」と思えば、すぐに結婚に至る可能性も大きいのです。
ただし、結婚しない理由として「仕事」を挙げるのは簡単です。なので、それが都合のいい逃げの言い訳にならないように注意も必要です。
3.「あなたの将来に対して責任がもつ気がない」
まだ結婚に対して責任を持てない……これは、あなたに対して責任を持ちたくないというのが本音かも知れません。シビアに言えば、あなたと人生を共にするだけの覚悟を決められないということです。
男性の中には、「彼女は欲しいけれど結婚となると重い。今のままの恋人関係の方がラクだし、都合がいい」と考える人もいます。今の時代、結婚に対してデメリットをあげる男性も少なくありません。
もちろん、結婚にはタイミングや仕事などの様々な要素がかかわってくるもので一概には言えませんが、「結婚」という大きな責任に向き合ったとき、彼は「あなたの願い」よりも「自分のメリット」を優先するタイプだということにもなります。
そういった男性は、普段から自分を中心に物事を進める、将来の話は極力避ける、二人の未来に真摯に向き合わない傾向があります。もし、そんな男性と付き合ってしまった場合には、早めに女性側が見極めなくてはいけません。貴重な時間を無駄にすることにもなりかねません。長年同棲しているのに結婚に至らないカップルの場合、まさにそのパターンにハマっているかも知れません。
4.「もっとふさわしい人が出てくると信じている」
あいまいな態度を取る彼……あなたはただの「保険」かもしれません。
「もっと自分の思い描く理想に近い女性との出会いを求めているけれど、出会えなかったときの保険は掛けておきたい」という、都合のいい考えの男性もいます。
当たり前ですが、このようなカップルの特徴は、女性に比べて男性のほうが「心に余裕がある」ことが多いです。つまり、女性が結婚を強く望んでいるのに対し、男性はそこまで結婚自体に対しての思い入れがなく、彼女との結婚自体を望んでいない場合もあるということ。これが、男性側の「心の余裕」を生み出すと同時に力関係を生み、二人の価値観のズレを生んでしまうのです。
そういった悩みを抱える女性ほど、彼と別れることを不安がり、「まず結婚すること」自体をゴールにしてしまう傾向にあり、大きな代償を抱えることもあります。冷静に考えてみれば、価値観のズレた相手と焦って結婚するよりも、真のパートナーと出会うことのほうが大切なのですから、勇気をもって彼に向き合い、生まれてしまったギャップに対処することが必要です。
二人の間の価値観のズレとしっかり向き合うこと
結婚をゴールと考えず、幸せになる方法を冷静に考えてみる必要があります。
1~2のように、タイミングや仕事で決断できないなら未来がありますが、
3~4のような男性側が独りよがりな理由で結婚を決断できないという時には注意が必要です。
あなたが結婚を望んでいるのに、彼がそれに対してNOという態度である場合、結婚前の付き合っている時点で二人に大きな価値観のズレが生じていることに早く気付いてください。
あなたが結婚の意思を匂わせたときに、「こんなことを言ったら、彼から別れを切り出されるかも?」なんていう不安やマイナスイメージが出てくること自体がそもそもの二人の関係に問題があるのです。もっとひどいケースになると、彼のほうから面倒そうに結婚の話題を避けたり、はぐらかそうとしたり、怒ったり不機嫌になったりする……そのような態度の男性であれば、残念ながら、その先も、あなたは不安の中で都合のいいように振り回されるでしょう。
「恋愛」というお互いに大きな責任が生じない世界であれば、気が合う相手と楽しく過ごせていればいいのかもしれません。けれども、もし彼がその先の人生を共にするような人生のパートナーであれば、「結婚」を含めてあなたに対して責任を持つ覚悟を持ってもらう必要があります。
つまり、あなたが幸せな結婚を手に入れるためには、まず、あなたの意見や気持ちを大切に真剣に考えてくれる男性と付き合う必要があるのです。
もちろん、急いで結婚するのがよいというわけではなく、それぞれの事情やタイミングがあるのですから、お互いにとってベストな時期を計って結婚すべきなのは当然のことです。
そのタイミングがまだ少し先であるならば、お互いが納得できるように向き合って話し、価値観の刷り合わせをすることで、信頼関係を築くことが大切なポイントです。要はそれができる相手かどうかが見極めるポイントです。
ぜひ勇気を持って、しっかり結婚について二人で話し合ってみましょう。
恐れることなく、自分の幸せな未来のためにしっかりと向き合ってみてください。
そうすることで、あなたに対する彼の本心や誠意がわかり、二人の将来にとっても貴重な場になると思います。
彼が真のパートナーであれば、たとえまだ具体的なイメージを持てていなかったとしても、話し合いを機にあなたを特別な存在として逃してはいけないと真剣に考えるようになってくれるはず。そんな、あなたの行動こそが二人の未来を動かす大きな転機となるでしょう!
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