普段、そんなに勉強しているわけではないのに、テストでは「いつも好成績」「いつの間にか○○の資格をとっていた」なんて人、よくいますよね。そんな人がやっているのが「すき間」を活用した勉強法です。

「すき間」の時間を活用する勉強法

高校生や受験生なら、テスト前は少しでも多く勉強する時間が欲しいところ。そうは言っても、部活に、塾に、バイトにと、本格的に勉強するためのまとまった時間がなかなか確保できないという人も少なくないでしょう。でも大丈夫。ちょっとした意識の持ち方と工夫の仕方次第で、いくらでも勉強することが可能なのです。

授業と授業の間、通学の時間、電車や外食先での待ち時間など、5分や10分程度のちょっとした「すき間」の時間を活用して勉強するのです。

でも、「その都度、カバンから勉強用具を出すのが面倒」「5分や10分程度の微々たる時間では、勉強できないのでは?」といった反論があるかもしれません。

確かに本格的に勉強するには十分な環境とは言えません。しかし、それはそれ、ここではちょっとした復習程度の軽い勉強でOKなのです。

メモ(まとめノートや単語帳)を活用しよう

勉強と言っても、ノートに書いたり問題集を解いたりといった本格的なものから、メモしたものを振り返るといった軽い復習程度のものまでいろいろあります。だから、その場に合わせた内容と方法を取り入れればよいだけなのです。

ここでは手軽におさらいできるものに焦点をあててみましょう。まず、普段、勉強していて気になったこと、例えば数学の公式や解法のポイント、なかなか覚えられない英単語や熟語、化学式、歴史の流れなどを、まとめノートや単語帳などにメモしておきます。

ノートにまとめる場合は見開き1ページに収まるようにしましょう。サイズも普段使うB4サイズのものではなく、一回り小さいメモ帳サイズのA5版やB5版を使うと良いでしょう。マインドマップを使って1枚にまとめておくのもよいですね。マインドマップについては、関連記事『暗記教科に強い!「マインドマップ」受験勉強法』があるので、興味のある人は参考にしてみて下さい。

いずれにしても、一目見ただけでさらっとおさらいできるものを普段から持ち歩き、「すき間」の時間を使って目を通すだけでOKです。繰り返せば繰り返すほど、より記憶として定着しやすくなるので、こうしたちょっとした積み重ねが大切なのです。

より手軽なものをというのであれば、単語帳を使うのも良いでしょう。単語帳は、英単語を書くものと思っている人が多いかもしれませんが、別にそんなルールはありません。漢字やことわざでもよいし、数学の公式だってかまいません。歴史や化学、生物などの暗記事項を書いておいてもよいのです。

例えば、
表:副腎髄質より分泌され、心拍数や血圧、血糖値を上げる作用のあるホルモンは?
裏:アドレナリン
と、このように表に問題を、裏に答えを書いておきます。

さらに、覚えたものから外していけば、たくさん持ち運んだり、必要以上に繰り返し解いたりする煩わしさから解放されます。こうした工夫も忘れず盛り込むところがポイントです。

でも、最終的にはじっくり勉強する時間を

「すき間」の時間にできることは限られています。1枚のメモや単語帳など、取り出しが簡単でそれでいて勉強することが明確で単純なものが向いていると言えるでしょう。

もちろん、すき間時間の勉強だけでは不十分です。定期的にまとまった時間を用意して、すき間時間に勉強したことを復習したり、すき間時間にできそうなことを準備したりするなど、本格的にじっくり勉強する時間も確保しましょう。

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