『逆効果アファメーション』とは……つい使ってしまう⁉
ネガティブは健康的に発散
「やっぱ無理かなぁ」
――結論から言えば、これらの言葉が『逆効果アファメーション』です。
こういった不安やネガティブな気持ちを表す言葉は、そうした現実を引き寄せてしまうのです。
まず、『アファメーション』とは、口に出す言葉で潜在意識に働きかけ、自分の得たい現実を引き寄せることを指します。繰り返し言葉にすることで、自身の考え方を潜在的に変えていくことが狙いです。
しかし、そうしたポジティブなアファメーションよりも、ネガティブな『逆効果アファメーション』の数が多くなるとどうでしょうか? ポジティブな効果は打ち消されてしまいます。
不安や不満は外に出しても良い
「え、じゃあ不安や不満は口にしちゃいけないの?」と思う人が多いかもしれませんが、それは老廃物を身体の外に出さないようなもの。もちろん、ネガティブな気持ちを健康的な形で発散することはとても大切なことです。
重要なのは、『要らないものを出したら、必要なものを入れる』ということ。
不安や不満を口に出したら、あなた自身がポジティブな気持ちになれる情報を入れることで、自然と『望む現実を引き寄せる』ためのアファメーションができるようになるはずです。
ポジティブな気持ちになれる情報とは、本や尊敬する人からのアドバイスなどを指します。
まず、自分が1日の中で、どのような言葉を発しているかを記録してみましょう。
もしネガティブワードの方が多ければ、もしかすると自分の頭の中にポジティブな情報が不足しているのかもしれません。
一気に発散してスッキリとしたところで、気持ちを切り替え、ポジティブな『アファメーション』をしてみましょう。
成功するために効果的なアファメーション
ジョギング時にアファメーションを実践してみるのもオススメです。
私がオススメなのは「無理なく」「現実的で」「少し前向き」というものです。
例えば、素敵な恋人をつくりたいと思っている人がいます。その人が毎朝、
「私はすぐに最高のパートナができる! 私はすぐに最高のパートナーができる!!」
とアファメーションしてみるとしましょう。恐らく1ヶ月後には、アファメーション自体が嫌になっているはずです(笑)。
それはなぜでしょうか?
「すぐに」「最高のパートナー」というのはいずれも現実的ではありません。現実的ではありませんから、叶わない現実に対しての心理的ショックの反動として大きなネガティブな気持ちを生んでしまいます。
ここで、「無理なく」「現実的で」「少し前向き」にアファメーションしてみましょう。
たとえば、
「私は日々、パートナーシップが豊かになる」
「私は少しずつ、愛の花を育んでいる」――などが良いでしょう。
そもそも最高のパートナーというのは、突然「できる」ものではなく「育む」ものなのですから。
ポイント:自分に合ったアファメーションを使うこと
アファメーションに決まった形はありませんが、自分にしっくりくる言葉を使いましょう。上記のように言葉にしても心理的に負担がなく、ちょっと楽しくなるくらいの文章がオススメです。私自身、効果的なアファメーションと日々の運動を習慣づけることで、自分の中のポジティブな情報が増え、さまざまな恩恵を受けることができました。また、一流アスリートもモチベーションアップを図ったり、自分の得たい現実を引き寄せるために昔から用いている方法です。
『逆効果アファメーション』はできる限りすぐにやめて、
自分に合った「無理なく」「現実的で」「少し前向き」なアファメーションをぜひ使ってみてくださいね。
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