独占欲の正体

独占欲の正体とは

独占欲の正体とは

自分の親しい人、愛しい人。人に限らず、物やイメージにまで、私たちは独占欲を覚えます。そもそも、なぜ私たちには「独占したい!」という思いが湧き上がるのでしょうか。

独占欲が湧き上がる時には、私たちはその対象が「限られている」という思いを抱いています。つまり、「誰かがそれを取ったら、私の分はない」という考え方です。逆に言えば、「私が取れば他の人の分はない」ということでもあります。

更に言い換えれば、独占欲はパワーゲームのようなもの。自分の脅威となるものを、より強い力で圧倒することになります。

自分の好きな人やパートナーが、自分よりも魅力的な人と出会わないように束縛する。もし出会っても良いように、自分の魅力をより磨きをかける。

それは、健全な形であれば私たちのパートナーシップをより強めるものになるでしょう。相手から見れば、可愛気のあるものかもしれません。

しかし、その根底にある思いは「有限」という考え方からくる、苦しい生き方です。独占欲を健全な形で消化できれば良いのですが、そうもいかない時もあるでしょう。

また、幼少期に両親との関係性において「大切な人や物は独占しなければならない」と学習した人は、独占欲が強くなる傾向にあります。

独占欲が強いと収入が下がる?

独占欲は、収入アップなどのチャンスを掴む仕事力にも影響していきます。好きな人やパートナーが、自分よりも活躍している時。相手が今よりも成功しないように、無意識のプレッシャーをかける。そのようなことも、独占欲の成せる業です。

「自分は独占欲が強いな」と思う方は、一度胸に手を当てて考えてみましょう。今まで、恋人の仕事の成功に対して、足を引っ張る行為をしていませんでしたか?

恋人がチャレンジをしようとしているときに、「そんなリスク取るなんて、信じられない」とか「危ないから、絶対に別れた方が良い」などと、成長を遅らせるように言葉を放ったかもしれません。

また、恋人の大事な会議の時に限って体調を崩し、介護を求めたり、交流パーティーに恋人が行こうとすると、何か他の用事を入れるように勧めてみたということもあるかもしれません。

とにかく自分よりもレベルの高い魅力を持つ人には、恋人を合わせないようにする。それが、独占欲なのです。

>>次のページ:独占欲をどう飼い慣らす?