女性に「気持ち悪い男」と思われないためには?
恋愛アプローチのつもりが、「ストーカー、痴漢」と思われたら悲しいですよね。(c)leokandlin
「恋愛や出会いに積極的になろう!」と一念発起して、恋愛のハウツー本を呼んで、出会いの場に参加。しかし、現場で即「気持ち悪い」と思われてしまう男性がいます。あるいは、運良く連絡先を交換できても、その後のメールの内容で「気持ち悪い」と思われてしまう。
こうなるとその女性から嫌われるだけでは済みません。
「○○さんがいるからイベントには行きません!」――そのような連絡が女性からイベント主催者に入り、周囲に迷惑をかけてしまうのです。実際に私も、同様のクレームを参加者から貰う際があります。これは、とても残念な瞬間です。
男女ともに、出会いを求めて参加しているはずのイベントなのに、なぜそんなことが起こってしまうのでしょうか? 今回はこの「四方八方にマイナスを振りまく存在」にならないための方法について紹介したいと思います。
やり方のほとんどが「現場での接し方、話し方、メールの内容」などが原因です。
それではさっそくいってみましょう。
<目次>
1.出会いの場所ではファッションや身だしなみを人並み以上に
「ありのままの自分 で参加するのがいい!」――そんなふうに思い込むのは危険です。ベロベロのTシャツ、シワシワの地味なスーツ、これらをちぐはぐに合わせたとんでもないファッションや外見で参加してしまうことにもなりかねないからです。第一印象で「気持ち悪い」と思われてしまうと先に進めません。そのためにも、しっかりファッション誌を買ってコーディネートを学び、服を購入してから参加することです。それだけで「気持ち悪い」と思われる確率は下がり、参加した出会いの場が無駄にならないのであれば安いものです。2.パーティーでは相手をロックオンしない
ロックオンしすぎて、威圧感がある…と思われる距離感があります。
3.歯切れの悪いボディタッチをしない
ボディタッチをすることで女性をその気にさせたり、あるいは自分の気持ちを伝えようとする男性がいます。もちろん、こなれた上級者でしたら、そのまま女性がその気になってアバンチュールに持ち込めることもあるでしょう。しかし、場数をこなしていない人がそれをやるとただの気持ち悪い人になってしまう恐れがあります。
まずは会話をリラックスして楽しめるようになること。それをなしにボディタッチをしてもただの「痴漢」になるだけです。
「リラックス感」「リズム」「少々の“自分はバカだよ”演出」などの「抜け感」 がないと成立しません。「もう、しょうがない男ねぇ」と相手を油断させる雰囲気は、方に力が入った気持ち悪さとは真逆。それには清潔感やセンスの良いファッションなども必須と言えるでしょう。歯切れが悪くて不自然なベタベタしたボディタッチは「気持ち悪い人」と思われる原因になります。
>>“自分はバカだよ”演出については過去の記事もぜひご覧ください。
4.出会って数回で過剰なラブラブメールはしない
せっかく出会いにこぎつけても、メールで撃沈したことはありませんか?
まず、出会ったばかりでいきなり7~8行以上の長文メールを送りつけられるのは、力が入りすぎていて相手からすれば「不気味」です。
しかも、そのメールが「男性なのに異常にキャピキャピ」していたり、10歳近く年が離れた年上の男性から「絵文字いっぱい」のメールが届いたらどうでしょうか。完全に気持ち悪がられます! さらには、「手をつなぎたい」「キスしたい」「抱きしめたい」などの言葉も文字にするのは御法度です。
まだ会って1~2回で、特別な関係になっていないならばこのようなメールはやめてください。実際にこのようなクレームは、イベント事務局に多数寄せられていますよ。
5.「どうして返事くれないの?」の文面を送らない
これは、出会いや恋愛から遠ざかっている男性がやりがちなミスです。仕事上のマナーと恋愛のマナーが同じであると勘違いしてしまうことから発生します。恋愛や出会いは、仕事は根本的に違うのです。
つまり、出会ったばかりの男女は、返事をするもしないも「選択の自由」があります。返事がこなくてもそれは普通のことなのです。
相手があなたに魅力を感じていない場合は、当然返事は返ってきません。返事が欲しければ、「どうして返事をくれないのメール」を送るよりも、「自分の魅力を磨く」のが先決です。魅力があれば、女性の方から誘ってくることだってあるのですから。執拗な「どうして返事をくれないの?」というメールは、ストーカー疑惑の噂もたてられかねません。絶対にやめましょう。
6.全部自分の話に持っていかない
話していても盛り上がらない?それってあなたのコミュニケーションミスのせいでは?
たとえばこんな会話。
女性「新作映画を見たんだけど、すごく面白かった。あの主人公って○○なキャラだよね!? すごく個性的!」
男性「あ、俺の場合も意外とそうかもしれない。俺って○○なタイプなんだ。昔さあ、○○な経験があってさ~……」
――このように相手の話を自分語りに持っていくパターン。これはある種の「気持ち悪さのギフト」として女性に届いてしまいます。
ここはまず相手が話したがっている映画について聞いて、「え? それってどんなキャラなの?」と相手の話を深堀りして会話を広げる、あるいは、「ああ、あれね!俺も観たよ、本当に○○だよね。ああいう人が彼氏だったらどうする?」など、相手に共感した上で質問を返すなどの会話を展開すべきなのです。
出会いの場は「感性のジャッジ」が左右する
さあ、いかがでしたか?このようなコミュニケーションミスが女性に「気持ち悪い男性」であるという印象を与えてしまいます。
出会い、恋愛は「感性のジャッジ」が働く場所です。いかにスペックが良くても、外見が良くても、年収が高くても、学歴が高くても、出会いの一瞬で「気持ち悪い」と思われて嫌われてしまってはおしまいなのです。
しかも、多くの原因は「内面のあり方」にあります。女性から「気持ち悪い」と思われる男性には、なんらかの原因が「内面」に存在します。それは、自信のなさや思い込みの強さ、あるいは抑圧された性欲などなど。下ネタもボディタッチも、どんな人がどのタイミングで言うか、なんですよね。
つまり、大切なのは内面を変えること。それが根本的解決へとつながるのです。さあ、あなたも「気持ち悪い男」と思われるミスを減らし、さわやかで楽しい、ちょっとバカになれる要素を含んだ、すがすがしい「対女性スタンス」をつくりましょう。応援しています!
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