フランス人による理想のヴァカンスの定義とは?
好きなことを思う存分が理想のスタイル
彼らにとっての理想のヴァカンスは、
1. Faire tout ce que l’on veut sans aucune contrainte
(何事にも拘束されず好きなことをする / 29%)
2. Découvrir de nouvelles cultures
(新しい文化の発見 / 28%)
3. Retrouver ses proches et passer du bon temps avec eux
(近親者で集い楽しい時を過ごす / 24%)
となっています。ちなみに、3番を選んだ割合は、若者世代がそれほどでもないのに、60歳以上ですと35%に達するということです。数少ない休日をカレンダーの並びを利用してfaire le pont(連休にする)ことでかろうじて休暇の日数を伸ばすことのできる日本と比べると、やはりその過ごし方にはゆったり感がただよっている気はしますが、理想のヴァカンスの定義という点では両国でそれほど大きな違いはないように思えます。
ヴァカンス先では何がしたい?
「ヴァカンスで自分のしたいことをする」という点では、日仏に大きな違いはなさそうですが、「好きなこと」の内容に関してはおそらく違いがみられそうです。- Se promener (散歩 24%)
- Des activités culturelles (文化活動 23%)
- Se reposer (休養 15%)
- Découvrir la gastronomie locale( 地元の料理を味わう 8%)
- Faire du shopping(買い物 2%)
次ページでは、誰と過ごすのか?どこへ行くのか?といった部分から、もう少し詳しく理想のヴァカンスをみてみましょう。