毎年5月といえばFestival de Cannes(フェスティヴァル ドゥ カンヌ/カンヌ映画祭)。フランス映画が大好きでフランス語を勉強しているという方も多いはず。今回は、間違いやすい言い回しも含め、映画関連のフランス語をまとめてお勉強してみましょう。

スター関連のフランス語

cinema

多くの人々が制作に関わる映画

カンヌ映画祭といえば、真っ先に思いつくのがle tapis rouge(ル タピ ルージュ/レッドカーペット)。その上を歩くきらびやかなスターたち。フランス語ではそうしたスターたちのことを英語と同様にstar(s)(スター)もしくは、vedette(s)(ヴェデット)と言います。célébrité(s)(セレブリテ/有名人)である彼らは、一般的に男性はsmoking、女性はrobe de soiréeといういでたち。ちなみに、1953年ピカソはムートンの上着をはおって登場しました!

スターだけじゃない!映画関連職種のフランス語

映画祭で賞をとるのは、もちろんacteur(アクトゥール/男優)、actrice(アクトリス/女優)だけではありません。Prix de la mise en scène(プリ ドゥ ラ ミザン セヌ/監督賞)の対象となるréalisateurcinéaste(レアリザトゥール・シネアスト/監督)の他、scénario(セナリオ/シナリオ)を書くscénariste(セナリスト)、撮影を行うcameraman(カメラマン)、編集を行うmonteur(モントゥール)など膨大な数のtechniciens(テクニシアン/技術者たち)が関係していることは周知の事実ですね。

映画関連の間違いやすい表現

では、次に映画関連の間違いやすい言い回しを確認しておきましょう。まずは、film(フィルム)とcinéma(シネマ)の使い分けです。両方とも「映画」と訳すことが可能な単語ですのでよく間違うのですが、filmは一本一本の作品を、cinémaは「映画」というジャンルを表します。つまり、「 私は映画が好きです。」と言うときは、J'aime le cinema. (ジェム ル シネマ)ですが、「見る」という意味のregarder(ルギャルデ)やvoir(ヴワール)、「上映する」を意味するpasser(パセ)や「撮影する」という意味のtourner(トゥルネ)などという動詞と組み合わされるときは、通常具体的な作品を表すfilmの方を用います。

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