アメリカのトレンド野菜はカリフラワー!
大注目のカリフラワーの秘密とは!?
特にNYのレストランでは、ベジタリアンやグルテンフリーのメニューを揃えているところが多いのですが、そのメニューの中でカリフラワーが多く活用されているようです。
そこで今回は、私たち日本人にはとっても身近にある食材「カリフラワー」がアメリカで人気となった背景から、その効能、さらに調理の活用法を紹介したいと思います。
カリフラワーが評価される理由
低カロリーなのでダイエットにも◎
カリフラワーは非常に低カロリーであることが人気の一つです。
カリフラワーのカロリーは茹でたもの100gで約26kcalなので、たっぷり食べても罪悪感がないのが魅力です。
カリフラワーにはビタミンCが豊富なうえ、組織がしっかりしているため熱を通しても壊れにくいのが特徴。ビタミンCは、メラニン色素の生成を阻害してくれる作用があることから美肌効果や、体の免疫力をアップさせることで疲労回復や風邪防止にも役立ちます。
また、水溶性の食物繊維も豊富なので、便通をよくすることにも役立ちます。
さらに、ナトリウム(塩分)を排出するカリウムも含まれるため、むくみ予防などにも効果が期待できます。
3. 低糖質で炭水化物の代用となる
カリフラワーをフードプロセッサーで小さく刻んで調理した「カリフラワーライス」は炭水化物の置き換えフードとなり、糖質制限をしたいダイエッターの代用食材となります。
4. グルテンフリー(小麦粉の代用)
今もアメリカでは人気のグルテンフリーダイエット。この方法を実践している人は、パンを食べないようにしている人が多いもの。
そこで、小麦粉代わりにグルテンフリーのカリフラワーをパン等を作る際に使用し、肥満予防に役立てます。
5. 料理へのアレンジが豊富
「茹でる」「揚げる」「焼く」という一般的な調理方法だけではなく、「すりつぶす」「ピューレ状にする」など色々な調理法として加工できるため、料理の幅も広がります。
カリフラワーとブロッコリーの違いは?
どちらもアブラナ科の野菜ですが、ブロッコリーは茹でると栄養が失われてしまう一方で、カリフラワーは茹でても栄養が失われにくいのが最大の違いです。ただし、生のままであれば、ブロッコリーのほうが栄養素が豊富なため、料理によって使い分けるとよいでしょう。