カブトムシの正しい持ち方・つかみ方・触り方!!
6月中旬から8月下旬くらいがカブトムシがとれるシーズン。では、樹液まわりをチェックしたり、ワナをしかけたりして、実際にカブトムシを見つけたら、どうすればよいのだろう? カラダのどこをどうやってつかめばいいのか、わからないんだけど……なんて、思ってないかな。今回はカブトムシの正しいつかみ方や、カゴに入れる際の注意点などを説明するよ。
<目次>
- カブトムシの持ち方:カラダの横側を2本の指でつかむ
- カブトムシの持ち方:オスなら短いツノを持ってもよし!
- カブトムシの脚をつかむ方法はNG
- カブトムシはつかまえたらすばやく虫カゴに!
- カブトムシがたくさんとれたら…飼育しやすいカブトムシの選び方
カブトムシの持ち方:カラダの横側を2本の指でつかむ
親指と人差し指ではさむように持つ
ただしカブトムシは、脚に突起部分があるので、こうやってつかんでもチクチクすることがある。どうしても、気になるようなら軍手などをはめてつかむようにしよう。
カブトムシの持ち方:オスなら短いツノを持ってもよし!
オスなら短いツノをつかむ方法もある
この場合は、カブトムシが急に翅(はね)を広げてはばたくことがあるので、ビックリしないように。また、木から離れるときに、たまにオシッコをしちゃうこともある(笑)。
カブトムシの脚をつかむ方法はNG
ついやってしまいがちなのが、脚(あし)をつかむ方法。このつかみ方をすると、カブトムシが木から離れたら、必ずといっていいほど、鋭い爪で手に絡んでくるので注意しよう(でも、こういった経験もとても大切!)カブトムシはつかまえたらすばやく虫カゴに!
カブトムシをつかまえたら、なるべく早く虫カゴに入れよう(もちろん、カブトムシをまじまじとみつめて、勝利の余韻にひたるのも悪くない)。そして、虫カゴのフタをしっかりと閉めること。フタの閉め方がゆるかったりすると、パワフルなカブトムシは、隙間をこじあけて逃げてしまうかもしれないぞ。
枝葉によって、隠れる場所もできるし、虫同士が絡むのも防げる
カブトムシがつかまったり、隠れたりする場所ができるからだ。何匹かつかまえたときは、虫同士が絡み合うのを防ぐ効果もあるんだ。
カブトムシがたくさんとれたら…飼育しやすいカブトムシの選び方
思った以上にカブトムシがとれちゃって、飼いきれない場合は逃がしてあげよう。次の子孫を産んでもらって、また次の夏に虫採りを楽むべし!!たくさんとれたとき、どのカブトムシをキープして飼うべきか……。
それはズバリ、カラダの大きなカブトムシ!
よほど傷ついたり、弱っていない限り、なるべく大きなカブトムシを選ぶようにしよう。
なぜなら、カブトムシをペアで飼うなら、大きな個体同士、つまり大きなオスと大きなメスから産まれるカブトムシが、やはり大物に育つ可能性が高いからだ!
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