ホームとアウェーの意識の差から生まれる二世帯同居ストレス
部屋に鍵を付ける付けないのトラブルもこの意識の差によるもの。
新築や中古購入リフォームなら、どちらにとっても新しい我が家なのですが、どちらかが育った実家に暮らすとなると、片方にとってはホーム、もう片方にとってはやはりアウェーもしくはビジターといった意識があります。
二世帯同居のストレスでよく聞く、義理の両親や兄弟姉妹、姪や甥などに勝手に部屋に入ってこられてストレスがたまっている、といったようなことが起きるのも、このホームとアウェーの意識によるものです。
ガイドYuuが今まで見てきた二世帯トラブルやストレスの相談の中でも多いのが、この意識の差に対する理解不足によるものでした。
リフォームしたら実家ではなくそこは新しい我が家
親子と言えどもそれぞれのプライバシーを守れるような計画を。
実際にあった事例で、夫両親との二世帯同居で寝室に鍵を取り付けることを拒んだ夫がいました。理由は家族なのに水臭いというもの。妻は限界までストレスがたまっていましたが、夫はそれに理解を示そうとしませんでした。
どちらかの実家で同居する場合、結婚して新しい世帯を築いているのにもかかわらず、子どものころのままの意識が抜けないケースは少なくありません。
親子で助け合う二世帯同居であっても、ストレス無く暮らしていくためには、それぞれ別の世帯であることを強く意識してリフォーム計画を立てていくことが肝心です。
下記に、昔から多い鍵のトラブル事例を詳しくご紹介しています。鍵を拒んだ夫、鍵を付けたくなかったワケ、解決方法とその結末をまとめてありますのであわせてご覧下さい。 【関連記事】
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