人気の二世帯住宅ですが、リフォームを進める手順や計画の小さな差で深刻なトラブルが起きてしまうことも。打ち合わせ方法、プランの立て方、光熱費問題、同居解消まで、二世帯住宅のトラブルを防ぐ、リフォーム3つの鍵をご紹介します。

二世帯住宅リフォーム、最大のトラブルは打ち合わせで起きる

家事をする主婦

家事は洗濯のひとつとっても、世帯によりやり方が違う。

二世帯住宅リフォームにおける最大のトラブルは、打ち合わせ段階で起きるといっても過言ではありません。

今まで数多くの二世帯リフォームの打ち合わせに同席してきて感じることは、「家族でよく話し合いました」と言っても、実際はそうでもないケースが多いこと。みんなの前では言いにくい、言っても理解されない悩みに数多く出会ってきました。

例えば、水まわりを共有する二世帯住宅で、「洗濯物は細かく分けて洗うので時間が掛かる。できれば洗濯機は別にしたい」という希望があったのですが、「一緒に使うのを嫌がってるようで言いにくい」という悩みを抱えていた人がいました。

また、完全同居の二世帯住宅で、「寝室に鍵をつけたい」 と言ったところ、「家族しか住んでいないのに部屋に鍵なんて水くさい」と一蹴され、後にそれが原因で夫婦間のトラブルになってしまった人がいました。

家族全員が揃った打ち合わせの場では言いにくいこと、二世帯住宅のリフォームだからこそ言えないこともあります。そうなれば結局誰かが悩みを抱え込むことになり、それが家族間のトラブルの引き金になってしまうこともあるのです。

 

二世帯のプランは第三者提案方式でトラブルを防ぐ

義理の親子関係はもちろん、実の親子や夫婦でも、お互いに全てを理解しあえているわけではありません。味方だと思っていたのに敵だったという声を聞いたこともあります。「みんなで話し合う」ことの難しさがここにあります。

二世帯住宅のリフォームプランを立てる時は、担当者と個別に打ち合わせを行い、家族全員の意見を取りまとめたプランを担当者から提案してもらう「第三者提案方式」を取ることで、このようなトラブルを防いでいくことができます。その際には、このような打ち合わせ方法に理解のあるリフォーム会社を選ぶことも大切です。

相談する夫婦

打ち合わせは個別に行ない、家族全員の意見を取りまとめたプランを担当者から提案してもらえば、言いにくい希望も伝えやすい。


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