子供部屋を2つに仕切る4つのアイデア


2人で使う子供部屋

子供たちが大きくなったら部屋を2つに仕切りたいという希望は多い。


狭くても収納家具や屋根裏を上手に使って仕切るリフォームをすれば、1つの子供部屋を効率よく2つに分けることができます。窓が無い部屋ができてしまう場合は、間仕切り壁に室内窓を取り付けて、光や風を取り入れるプランを考えましょう。

<目次>

造作家具リフォームで狭い子供部屋を2つに分ける

狭い子供部屋を2つに分ける場合、壁の代わりに造作家具を使って仕切るようにすれば、部屋が効率よく使えます。

造作家具は、子供部屋に必要なベッド、机、本棚、クローゼットなどの収納をコンパクトにまとめることができるので、とても省スペースです。また部屋のサイズに合わせて製作するので、スキマや壁の厚みなどデッドスペースになりがちな部分を活かすことができ、また立体的な作りになっているので、空間を有効活用することができます。

造作家具で仕切れば、家具そのものが間仕切り壁となるので、壁を作るリフォーム費用が節約でき、また将来子供が独立した時に元の形に戻しやすいなどのメリットもあります。このような間仕切り壁そのものに機能を付加する方法は、面積が狭い子供部屋にこそ威力を発揮するリフォームのアイデアです。

子供部屋の間仕切り造作家具

1つの子供部屋を間仕切り家具で2つに分けた例。A側上段にベッド、B側は下段にベッド。収納はそれぞれにあり、分割移動も可能(一級建築士事務所 OfficeYuu


上の画像は造作家具で1つの子供部屋を2つに仕切るプランです。ベッドと引き出し、クローゼットが組み込まれていて、それぞれ両側から使用できるようになっています。家具でシッカリ仕切るので、プライバシーが守りやすく、異性のきょうだいでも使いやすい子供部屋になります。費用はベッド2台と収納の組み合わせで50万円ほどが目安です。

このような造作家具のデザインは自由度が高く、変形の子供部屋にも対応できます。もともと扉が1ヵ所しかない部屋の場合は、家具に扉を付け、どちらかの部屋を抜けて入るようにします。

あえて家具に扉を付けてお互いの部屋を行き来できるようにしたり、室内窓を作って光を取り入れたり、本が多いなら本棚中心の作りにしたり、また後で分割移動できるように作ったり。造作家具なら、今の間取りや子供たちの性格、性別などに合わせて、一番使いやすい形を作ることができ、また成長にあわせて形を変えることも可能です。

屋根裏活用リフォームで6畳の子供部屋を仕切って2人で使う

一戸建てで子供部屋の上が屋根の場合は、天井裏に大きな空間が隠れていることがあります。そこでその空間を使ってリフォームをすれば、狭くても快適な子供部屋が作れます。下の画像は、6畳+屋根裏の空間を使って部屋を2つに分けるプラン事例です。

屋根裏活用の子供部屋

6畳+屋根裏の空間を使って、1つの子供部屋を2つに分けた事例。ベッドが上空にあれば3畳ずつでも十分。ただし梯子の安全性と断熱に注意を払って(一級建築士事務所 OfficeYuu)


このプランでは、間仕切り壁で部屋を完全に2つに分けます。天井板を一部解体し、床を作って屋根裏のロフト部分はベッドに。下は3畳ずつで、勉強机、間仕切り壁に本棚を設置、手前のドア脇にはクローゼットが据え付けられます。ベッドが別にあれば3畳でも余裕があり、ソファーなどを置くことも可能です。

屋根裏の子供部屋拡大

実際の屋根裏の様子。断熱と換気に注意を払って計画を。


屋根裏に登るハシゴ

ベッドが上空にあれば、3畳あればデスクや本棚、ソファーも置ける。


ただし屋根裏は、そのままでは夏になると室温が50度を超えるほど暑くなってしまいますので、断熱リフォームをしっかり行い、空調設備も忘れずに取り付けましょう。快適な子供部屋にするためには、環境にも配慮をしましょう。

年齢ごとにロフトベッドの置き方を変えて1部屋を2人で使う

ベッドや机、収納などが組み込まれた機能性家具を使えば、手軽に1つの子供部屋を2人で使うことができます。例えば、ロフトベッドと呼ばれる、下部を机や収納などに活用できるタイプのベッドを使えば、狭い部屋でも2人で使うことができるようになります。

おすすめは置き方や組み合わせが変えられるシステム家具です。小さなうちはベッドを並べて1部屋をワンルームとして一緒に使い、大きくなったら背中合わせに配置したり、カーテンで仕切ったりして2つに分ける。成長に合わせてそれぞれのプライバシーの確保ができる子供部屋になるよう、レイアウトの工夫をしてみましょう。

ただし手軽なだけに防音性やプライバシーの確保は難しくなります。このようなプランは、同性同士のきょうだいの場合にお勧めです。

ロフトベッド

すべてのアイテムが独立して使えるので、成長にあわせて置き方が変えられるシステムベッドデスク(コイズミファニテック


可動間仕切り収納を設置すれば、独立後も部屋が使える

自分で押して動かせる、移動型の間仕切り家具もあります。子供が小さい時期は2人で一緒にワンルームとして使い、大きくなったら家具を移動させて部屋を間仕切るといったような使い方ができます。

可動間仕切り家具事例

子供が小さなうちはベッドルームと共同の勉強部屋に(セフィット


可動間仕切り収納、子供部屋

子供が大きくなってきたら完全に2つに仕切る。自分で動かせるのが便利。


上の画像は可動間仕切り家具を使って子供部屋を2つに仕切った様子です。子供が小さなうちは共同のベッドルームと勉強部屋にゆるやかに間仕切り、大きくなってきたら完全に2つに仕切ることができます。

可動間仕切り家具は、家のサイズに合わせてオーダーで製作します。普段はストッパーで天井と床にシッカリ留まっているので、地震にも強い構造です。動かす時は、ハンドルでストッパーを緩めれば、女性でも軽く動かすことができます。

下の写真が実際の様子です。写真はクローゼットタイプですが、オーダーで製作するので、本棚なども作ることが可能です。

可動間仕切り家具事例

床から天井までシッカリ留まっているので地震にも強い(セフィット)


子供部屋を使う期間は意外と短いものです。作りこんでしまうと、後になって使いにくい細かい部屋がたくさんできてしまうことになります。家は家族の成長と共に成長するもの。家具を使ってフレキシブルな作りにしておくと、後で部屋の再活用がしやすくなります。

造作家具を使って3畳に机・ベッド・収納をレイアウトした事例や、壁に本棚を埋め込む方法などは下記でご紹介していますので、あわせてご覧下さい。
また子供が小さなうちは、個室ではなくリビングで勉強するケースが多いと思います。子供たちの集中力が高まり宿題もはかどる、頭がよくなる勉強コーナーを作るリフォームは下記でご紹介しています。
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