地中海のレストランはテラスが断然楽しい!
 

景色

サグラダファミリアも臨めるコンデスホテル8階の屋上にあるアライレ

地中海の港町バルセロナは、小さな街に海あり丘あり旧市街あり、モダンな大通りあり、世界遺産建築ありと、魅力が詰まっています。この魅力を最大限に楽しむなら、お食事に素敵な景色が楽しめるレストランを選んでみては?ここでは異なる地域にある4つのレストランを取り上げて、そこから見られる景色と食べられる料理を紹介します。

市内が見渡せる王道絶景レストラン

モンジュイック

パラソルがあるので日差しも怖くない!市内を一望しよう

バルセロナの街は、モンジュイックとティビダボという2つの丘に挟まれています。両方の丘から市内が見下ろせるのですが、今回は安くて簡単に行けるモンジュイックの丘にあるレストランを取り上げてみます。

アクセス方法は地下鉄2、3号線のパラレル駅から直結しているモノレール約5分で到着。モンジュイックの丘はバルセロナオリンピックの競技場やミロ美術館、要塞、展望台など観光施設が多いわりに、軽食でなくきちんとおいしい料理が食べられるレストランが少ないです。ガイドも常にピクニックをおすすめしてきたのですが、絶景レストラン「エル・チャレ・デ・モンジュイック」は行って損することはありません。

店の敷地に入るとエレベーターで一番下の階まで下ります。そこにはテーブル席とカウンター席があるポーチと、まるで映画のワンシーンのようにサグラダ・ファミリアや港などのパノラマを堪能できるテラス席が広がります。

モンジュイック料理

繊細で凝った料理ばかり。スペシャルディナーにぴったり

料理は肉、魚、野菜などバランスのとれた料理が揃う地中海料理。バルセロナのミシュラン1つ星レストラン「シンク・センティッツ」などで働いたジョルディ・アグリシェフがオリジナルのテイストを加えた繊細な料理が自慢です。例えばフォアグラや生ハムも乗ったサラダ(23.95ユーロ)アンコウの煮物(31.25ユーロ)など。デザートも5、6種類あり。

冬場はテラス席は閉まりますが、その代わりガラス張りの室内から、テラスと同じ景色を見ながら食事ができます。景色だけが売りじゃない、上品で繊細な料理も評判のレストラン。モンジュイック観光の際には立ち寄ってみてください。

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El Xalet de Montjuic (エル・チャレ・デ・モンジュイック)
住所:Avinguda de Miramar 31, Barcelona
TEL: (34) 93 324 9270
定休日:なし
営業時間: 13:00~16:00、20:00~23:00

街の活気が感じられるお家テラス風

エルセルクレ

由緒ある歴史的建築物のテラス。室内も素敵です

マンゴーやザラなど洋服店などが軒並ぶプエルタ・デ・アンヘル通りの突き当たりに、ちょっと目立つ石造りの建物があります。1階がダリのミュージアムになっている、王立美術サークルという、画家たちが展示会を行ったり、作品を制作する場所になっている建物です。

そんな芸術的な建物内に、「エル・セルクレ」というレストランがあります。1つのレストラン内に和食のカウンターあり、四季を表した4つの大理石の像がある「四季」というサロンと「図書館」という名のサロンがあり、室内の貴族の邸宅のような素敵な雰囲気です。美術サークルの建物内にあるだけに、いたるところにセンスのいい絵画が飾られています。

テラスの雰囲気もまた然り。プエルタ・デ・アンヘル通りの賑わいが見下ろせる、まるでロミオとジュリエットの舞台のようなテラスです。

エルセルクレ料理

モダンでカジュアルな料理が特徴。シェアして気軽に食べられる

料理はタパスなどの軽食からしっかりした肉や魚の料理、デザートまでラインナップが豊富。なんとカウンターで日本人の板前さんが握ってくれる寿司も食べられます。昼から夜まで通しでオープンしているので、食事をとらずドリンクだけでもテラスに座れます。ダリミュージアム鑑賞後の足休めにぴったり。

<DATA>
El Cercle (エル・セルクレ)
住所:Carrer dels arcs 5, Barcelona
TEL: (34) 93 624 4810
定休日:なし
営業時間: 11:00~24:00

ヨットハーバーを眺めながら優雅にパエリャ

3ヌソス

レストランが軒並ぶ通りを外れた落ち着いた雰囲気のレストラン

海岸沿いにはたくさんのレストランがありますが、ちょっと穴場的にヨットハーバー近くの広場にある「3 ヌソス」をおすすめします。約1年前にオープンし、地元客から観光客まで多くの人がパエリャを求めて訪れるレストラン。パエリャは全部で7種類あります。また夏場は夕方8時半ごろの夕焼けがとってもきれいなテラス席なので、夕食に利用すればさらにお得。

3ヌソス料理

パエリャはウェイターさんが取り分けてくれます

海辺のパエリャレストランというと観光客目当てな感じで、あまり料理の質を望めないような気がしますが、このお店は別格。ニベ科の白身魚コルビーナの塩釜焼き、ズッキーニ乗せなど、シンプルながら一捻りある料理が揃います。人気は魚料理かシーフードパエリャ、野菜とのミックスパエリャなどですが、肉料理もあります。さらにデザートもモダンでおいしいです。地元の名産デザート、クレマ・カタラナは甘くて濃厚なのですが、このお店のものは底にイチゴやキウイ、オレンジなどが敷き詰められていてさっぱり。イタリアの生クリームなどを固めたプリンのようなデザート、パンナコッタをマンゴー味にしたものなどもあります。

港町バルセロナの情緒も味わうならこのお店!

<DATA>
3Nusos (トレス・ヌソス)
住所:Carrer de l’Escar 16, Barcelona
TEL: (34) 93 221 7510
定休日:月曜
営業時間: 13:00~17:00、20:00~24:00

世界遺産を眺めながら寛げるテラス

アライレ

昼間もいいけれど夜景も見もの。優雅な気分になれるテラス

アントニ・ガウディ作の世界遺産「カサ・ミラ」や「サグラダ・ファミリア」が目の前に広がるスペシャルなテラスは、ホテル・コンデスの屋上レストラン「アライレ」のもの。

テラスにはテーブルを囲んだソファ席と、テラスの外側を向いて座るカウンター風の席などがあります。カウンター風の席は1人でも気楽に利用でき、眼下にバルセロナ一の目抜き通り「パセジ・デ・グラシア」通りが広がり、「カサ・ミラ」と「サグラダ・ファミリア」が目の前にある風景は圧巻。絶対写真に収めるべき風景でしょう。

アライレ料理

定番タパスからハンバーガーまで何でも揃う

気になるメニューはカジュアルでインターナショナルなもの。ハンバーガーやサンドイッチ、ピザから、タコのガリシア風、パタタス・ブラバス(フライドポテトのピリ辛ソース)などタパスまで軽く食べるのに最適な料理が揃います。ホテルのレストランとあり、見た目がきれいで味もおいしい料理ばかりです。毎週木曜日はジャズの生演奏なども行われ、市民にも人気のナイトスポット。バルセロナで忘れられない体験をしたいなら、このテラスからの景色をお忘れなく。

<DATA>
Alaire (アライレ)
住所:Passeig de Gràcia 73, Barcelona
TEL: (34) 93 445 3226
定休日:なし
営業時間: 12:00~2:00(5~10月)、17:30~(11~4月)
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