イスラムの断食月ラマダン。コタキナバルでは?
コタキナバルの市立モスク。ラマダン中のイスラム教徒は普段よりも熱心にモスク礼拝に通います。
断食中のイスラム教徒は、食事だけでなく水もタバコもNG。ご旅行のタイミングが断食月と重なる場合、旅行者も食事が取れない?飲食店は閉まっちゃう?と不安になる方もいらっしゃるかもしれません。
でも信教の自由が認められているマレーシア、そして非イスラム教徒も多いコタキナバルではその心配は無用。イスラム教徒以外は断食する必要はなく普段通りの生活を送っています。
イスラム教徒向けレストラン以外の飲食店、ホテル、スーパー、ショッピングセンター、観光施設などは通常営業。食べ物もお酒も普通にレストラン、スーパー、コンビニなどで売られています。
※2016年以降のラマダン日程は以下を参考にしてください。
Wikipedia 「ラマダーン」
夕方のお楽しみ、ラマダンバザール
ガヤストリート入口のラマダンバザール。この時期ならではの食べ物の屋台がずらっと並びます。
コタキナバルの市街地エリアでは以下の二つのバザールがアクセスしやすくておすすめです。
・ガヤストリート入口
コタキナバル市役所の隣でホライズンホテルやマンダリンホテルの目の前。
・アジアシティ
シーフードで有名なスリスレラ・カンポンアイルの「双天」の裏とショッピングセンター「アジアシティコンプレックス」をつなぐ通りにバザールが立ちます。センターポイントからも歩いて5分。
ラマダンバザールではコタキナバルでは普段あまり見かけないマレー半島由来のマレー菓子やマレー料理も売られ、多彩なマレー料理を知るチャンス。この時期限定の夕方のバザールにぜひ足を運んでみましょう。
断食月限定、ホテルのラマダンビュッフェ
ラマダン気分が盛り上がる料理の数々とデコレーション。(写真提供:ミンガーデン・ホテル&レジデンス)
どのホテルもメニューに趣向を凝らしており、マレー料理はもちろんのこと、アラビア料理も楽しめたり、デザートにマレー菓子を取り揃えていたりと、普段のホテルビュッフェとは一味違ったものが楽しめます。お泊まりのホテルでラマダンビュッフェを開催していたら、この機会に試してみてはいかがでしょう。