イメージの力をバレエに活用しましょう
何をバレエに取り入れればよいのか悩むところですが、一番の目安は自分に合っているかどうか、です。今回は、もしかすると、あなたのバレエの上達に役立つかもしれないメソッドをご紹介します。
元ダンサーが開発した 「フランクリンメソッド」
ダンサー、振付師を経て 「フランクリンメソッド」 を開発したエリック・フランクリン氏は、世界中のダンス学校でワークショップを開催しています。英国国立ロイヤル・バレエ・アカデミーなどでも教えています。海外のバレエ学校が注目しているメソッドといえます。- 今の状態に気付く
- どう変わりたいか考え、計画を立てる
- イメージしながら実際に動いてみる
- どのように変わったか、脳神経に記録する
上記のようなプロセスを踏んで、身体との対話をし、動きの機能と質の向上を目指すメソッドです。
解剖学的な知識と、想像力を掻き立てるイラストやイメージを組み合わせて、動きの改善を短時間のうちに果たせるところが特徴となっています。
日本では、最近、翻訳本が出ましたが、15年ほど前、英語版のみしか手に入らなかった頃は、特徴的でイメージの湧きやすいイラストを頼りに、活用させて頂いていたのが懐かしいです。
海外では、ダンサーやパフォーマーの他に、ピラティスやヨガなどのインストラクター、そして治療家が活用しているメソッドです。
日本では、フランクリンメソッド ジャパンで詳細を知る事が出来ます。講師一覧も載っており、バレエ関係の講師を探すことも出来ます。
まだご存知でなければ、あなたのお近くで活動されている方を探して、一度体験されることをおすすめ致します。
http://franklinmethodjapan.com/
日本のバレエ界では、まだ上達への新しい取り組みだと言えますが、今後発展の可能性を大いに秘めているメソッドだと思います。
もしあなたがバレエに伸び悩みを感じていらっしゃるのであれば、ぜひこの新しいメソッドに挑戦し、身体との対話を成功させてみてください。すぐに上達を形のあるものとして感じられるようになると思います。