地上40階建ての超高層タワー「パークシティ大崎 ザ タワー」
滝の流れるカスケードホールなど上質な共用空間と眺望は圧巻
街区の中で最大規模のレジデンス棟「パークシティ大崎 ザ タワー」は、地上40階地下2階建の大規模タワーレジデンス。住宅の他に、店舗、子育て支援施設、地域コミュニティ施設が入ります。大崎の再開発の集大成のレジデンス棟ということもあり、見学した共用施設は洗練かつ充実したものでした。1階には、滝の流れるカスケードホール、2階にはピアノが置かれたシンフォニーラウンジを配置。フィットネスルームや個室のスペースエグゼクティブルームとともに、子供の想像力を掻き立てるクリエイティブキッズガーデンが配されています。
クリエイティブキッズルームには、ツリーのような幹が中央に。専門家による監修によって、独自性の高い提案が随所になされているのも施設の特徴です。
さらに30階には、ゲストルームやパーティーサロン、ジュエルビューラウンジを配置しています。
ラウンジからは、品川駅方面の街並みや東京タワー方面を一望。大崎が副都心として東京の要衝であることを改めて実感します。
ゲストルームからも東京タワーを一望。「おもてなし」の空間としても活用できそうです。
広大な再開発地域の街並み醸成のメリット
官民の連携が魅力的な住空間を生む
「パークシティ大崎」の街づくりを見て、実感したのは統一感ある計画的な街並みの重要さ。特に街路や広場の優れた計画は、街の印象を高めそこに集まる人々に潤いを与えます。そういう意味では、再開発で重要なのは官民の連携。構想スタートから約30年が経つ大崎駅周辺の街づくりですが、美しい街路がつながる今の姿はかつての景色からは想像難かったものです。東京都心の屈指の街づくりの成果と言えるでしょう。また、そこに生まれるレジデンスは、建物の価値だけでなく子育てや地域活動など、様々な価値を享受できます。まさに日本がこれから直面する街の再生と住まいの融合を「パークシティ大崎」は実現しているのではないでしょうか。