老舗パフューマリーハウスの入門編
アクアアレゴリア フローラ ニンフェア(ゲラン)
アクアアレゴリア フローラ ニンフェア(ゲラン)
オードトワレ/フローラルブーケタイプ
パフューマリーハウスゲランの名を不動のものにしたのが、1853年にナポレオン三世の妃、ユージェニー皇后のために創作したオーデコロン。洗い立てのシャツにも似たフレッシュさをもつ「オー インペリアル」は現在もヨーロッパセレブの定番となっています。日本では、ゲランと言えば「ミツコ」や「シャリマー」等の高級香水が有名ですが、オーデコロンという香りの入門アイテムだからこそ、老舗の調香技術は存分に生かされています。
オーデコロンのように軽く、しかし、オーデパルファンのように深く印象的に香り立ちが持続するのは、天然香料原料を使いこなせるゲランの調香師の技術があるからこそです。5種類あるゲラン アクアアレゴリアの中でも、特におすすめする香りは、フローラ ニンフェア。オレンジの花の香りにはちみつの甘さがアクセントとなった、プロバンスの庭を散策しているような、幸せに満ちた気分になれる香りです。
アロマとフレグランスの融合
スピリットオブアユーラ(アユーラ)
オードパルファム/フローラルブーケタイプ
この数年、アロマオイルの流行は着実に生活の中に定着しつつあるようです。アロマオイルの原料の多くはフレグランスを調香する原料と起源を同じとします。単品の植物の香気成分の効果を生活の中に取り入れていく習慣が、アロマセラピーとして体系化され、複数の植物香気成分をバランスよく調香し、使いやすいようアルコールに希釈したものがフレグランスの始まりです。現在ではだいぶ違った世界に思われていますが、その起源は同じです。現代化学の分析技術が進むにつれ、フレグランス原料も多くの効果が発見されています。日本でいち早くフレグランスにアロマ効果を取り入れたブランドがAYURAです。
西洋のアロマティックハーブに、東洋に息づいてきた「墨」や「茶」、「匂い撫子」の香りを織りこみ、みずみずしい自然の息吹で満たされます。心のゆらぎにそっと寄り添い、どんな時でも「快」の世界へ導いてくれます。不安が多い現代の女性たちには、オシャレと心の癒しのダブルでお得な香りです。
香りビギナーだからこそ、本物のフレグランスと出会ってほしい。そんな思いから、多くの人に好かれやすい香りの個性を持ち、素材や処方バランスは紛れもなく職人技が生きている、上質なフレグランス4品を厳選してご紹介しました。これらのフレグランスの一部は、ボディーケアやお香等、香りのバリエーションラインも充実しているので、それらも楽しんでいただけると思います。