桑名もち小麦のムギカフェ
桑名には美味しいお店がたくさんあります。今回は2014年の3月に開店した東海道沿いにある「ムギカフェ」へ伺いました。
ムギカフェの外観です。
ムギカフェのオーナーは、桑名で主に砂糖や小麦を扱う保田商店五代目の保田与志彦さんです。城下町である桑名市で先祖代々商売をしています。ムギカフェは
桑名もち小麦を広げたいという気持ちでスタートしたそうです。
店内は畳の和室です。
小麦で驚いてもらう、楽しんでもらうことがコンセプト。桑名もち小麦を使って、何を提供したら一番良いだろうかと、試行錯誤を続けて
パンケーキにたどりついたとのことです。
桑名市指定天然記念物「芳ケ崎のクロガネモチ」のはちみつを使用
桑名もち小麦のパンケーキです。
パンケーキは注文を受けてから15分かけてじっくり焼き上げる手作りです。食べてみると、まるでおもちのような食感! デコレーションに使われているのは、生クリームとはちみつでした。地産地消にこだわった結果、桑名市指定天然記念物「芳ケ崎のクロガネモチ」のはちみつを使っているそうですよ。桑名もち小麦とクロガネモチ。素材に二つも「モチ」が付くのは単なる偶然かもしれませんが、楽しいですね。
第一回ベストハーヴェスター
桑名もち小麦も販売されています。
桑名もち小麦は、料理通信の第三回全国お宝食材コンテスト生鮮食品部門で入選。また、オーナーの保田さんは2014年11月8日9日に、東京六本木ヒルズにて開催された「TOKOYO HARVEST(東京ハーヴェスト)」のグランフナーレで、革新的な生産者に贈られる
第一回ベストハーヴェスターとして、10人の内の一人に選ばれました。なんでも保田さんがもち小麦の種を農家へ渡し、全量買い上げているそうなのです。桑名もち小麦は日本では保田さんの会社でしか買えない商品です。
桑名もち小麦のパンケーキミックスはインターネットで購入可能です。
スタッフの手作りのお店です。
手作りの家具が使われています。
さて、店内をご紹介します。もとは傘屋だった建物をスタッフの手で改装し、テーブルなどの家具も手作りです。写真のテーブルはあすなろの一枚板で市内の材木店で勧められて制作したそうですよ。ツヤツヤとしてどっしりとした質感が素晴らしいテーブルでした。
京都の女性の庭師さんが制作したお庭
京都の女性の庭師さんの作品です。
お庭は京都の女性の庭師さんの作品で、写真には写っていませんが地元にある山の地主さんの許可を得てシダ類が移植されています。直射日光が当たらなくても育つ植物が植えられています。緑があることでカフェ全体が心和む空間になっていました。下履きも用意されているので、庭に降りることもできました。
子どもたちが過ごしやすい店内
小さな子どもたちのためにおもちゃもあります。
和室で畳の部屋なので、小さな子ども連れのお客様の来店が多く人気だそうです。おもちゃや絵本も置いてあります。パラパラ漫画もありました。
てるてるぼうずがいました。
可愛いてるてるぼうずもいました。ギャラリースペースやレンタルスペースもあるので、写真や絵、陶芸、手作り雑貨の発表や販売も可能です。家族そろってムギカフェでランチやカフェタイムも良いですね。
アクセス
「MuGi cafe」ムギカフェ
《営業時間》
10:00から18:00
金曜日のみ、夜営業(19:00から21:00)もしてます
《定休日》
毎週 火曜日
≪場所≫
西桑名駅から徒歩で約15分程度
桑名の寺町通り商店街を川側へ少し出た場所
三重県桑名市京町42
cafe.mugi@gmail.com
070-5335-9871
http://cafemugi.wix.com/home
次は桑名もち小麦でベーグルを作っているお店のご紹介です。