名前に使われている漢字に注目!
名前の由来・漢字で好感をつかめ!
その材料は名前に使われている漢字です。
漢字には一文字一文字に意味があります。それは必ずしも、正確でなくても構いません。あなたなりにその漢字から思い浮かぶプラス(マイナスではありません!)のイメージを伝えてあげるのです。
その際、相手の第一印象として感じたこととも組み合わせて伝えると、あなたに好感を持ってくる可能性が高くなります。
たとえば、相手の名前が「京子」だったとしましょう。その場合、「京」の漢字を取り上げて、こんなふうに言えるかもしれません。
「『京』には『都』という意味、そして数字でいうと兆の万倍。高貴さとスケールの大きさを感じます」
いかがでしょう? 言われて悪い気はしませんよね。
ところで、これで名前は覚えられるの?
こうやって、名前の由来やそこで使われている漢字を話題にしていると、自然と相手の名前をくり返すことになります。また、単にくり返すだけではなく、そこにいろいろな意味が付け加えながらくり返すことになります。これは記憶心理学の用語では「精緻化リハーサル」といって、記憶に有効な方法として知られています。
これによって自然と相手の名前を覚えていくのです。
どんな合コンであっても名前は最初に伝えますが、そのときだけしか名前を言ったり、使わないから名前を忘れてしまうのです。
なお、名前の中の漢字の意味を伝える例をいくつか挙げておきます。
「悠」⇒ 「はるかに続く時間のようなスケールの大きさを感じます」
「佳」⇒ 「『すっきりと形がよい』という意味だそうです。まさにぴっ
「希」⇒ 「希望の希ですね。『めったにない』『まれな存在』という意味でもありますね。お会いできてうれしいです」
(参考『ほめる生き方』西村貴好著 マガジンハウス)
漢字の意味を調べる必要も出てきますが、ネット辞書なども活用してストックを増やしていきましょう。