「合コンで名前を覚えられない」と「話のきっかけ」を一気に解決
どうすれば話のきっかけを作れるのか?
話のきっかけはどうつかんでいけばいいんだろう?
男性、女性に限らず、合コンの前に悩まれている方は多いと思います。
また、合コンの場合、相手が複数ですからなかなか名前が覚えられなくて、それが悩みという人がいるかもしれません。
この二つの悩みを一挙に解決するワザがあります。話のきっかけもつかめて、相手の名前も覚えられるワザです。
それは………
「相手の名前自体を話題にする」。
え? それ、「あり」ですか?と、まさにコロンブスが卵をグシャッと割って立てたときと同じ反応だったかもしれません……
相手にとって一番身近で大事なモノ
「自分の名前」これは本人が物心ついたときからずっと慣れ親しんでいるものです。
だから陳腐な話題かというとそうではありません。名前自体について考えたり、じっくり振り返ったりすることは、なかなかないからです。
では、どのように話題にするのか?
次のことをたずねてみてください。
それは、名前の「由来」です。相手のご両親がどんな願いを込めて、その名前を付けたかを聞くのです。
その場合、どんな漢字が名前に使われているかが意味を持つ場合もあるので、どんな漢字なのか名刺で確認したり、メモに書いてもらったりしましょう。
名前とはその人の表の顔であると同時に、親との関係を象徴するようなその奥の面に触れる入口でもあります。
名前という何気なく交わしている情報をきっかけに、いきなり深い話に入ることができるのです。
もちろん、「名前の由来なんて知らない」とか「聞いたことがない」という人もいるでしょう。そんなときもあることを行うことで、一気にあなたの好感度を上げることができます。
それは……
名前に使われている漢字に注目!
名前の由来・漢字で好感をつかめ!
その材料は名前に使われている漢字です。
漢字には一文字一文字に意味があります。それは必ずしも、正確でなくても構いません。あなたなりにその漢字から思い浮かぶプラス(マイナスではありません!)のイメージを伝えてあげるのです。
その際、相手の第一印象として感じたこととも組み合わせて伝えると、あなたに好感を持ってくる可能性が高くなります。
たとえば、相手の名前が「京子」だったとしましょう。その場合、「京」の漢字を取り上げて、こんなふうに言えるかもしれません。
「『京』には『都』という意味、そして数字でいうと兆の万倍。高貴さとスケールの大きさを感じます」
いかがでしょう? 言われて悪い気はしませんよね。
ところで、これで名前は覚えられるの?
こうやって、名前の由来やそこで使われている漢字を話題にしていると、自然と相手の名前をくり返すことになります。また、単にくり返すだけではなく、そこにいろいろな意味が付け加えながらくり返すことになります。これは記憶心理学の用語では「精緻化リハーサル」といって、記憶に有効な方法として知られています。
これによって自然と相手の名前を覚えていくのです。
どんな合コンであっても名前は最初に伝えますが、そのときだけしか名前を言ったり、使わないから名前を忘れてしまうのです。
なお、名前の中の漢字の意味を伝える例をいくつか挙げておきます。
「悠」⇒ 「はるかに続く時間のようなスケールの大きさを感じます」
「佳」⇒ 「『すっきりと形がよい』という意味だそうです。まさにぴっ
「希」⇒ 「希望の希ですね。『めったにない』『まれな存在』という意味でもありますね。お会いできてうれしいです」
(参考『ほめる生き方』西村貴好著 マガジンハウス)
漢字の意味を調べる必要も出てきますが、ネット辞書なども活用してストックを増やしていきましょう。
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