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“EDMアイドル”Stereo Japan前編(3ページ目)

世界的なムーブメントとなっている”EDM”。このド派手なサウンドをひっさげてステレオ東京がSteleo Tokyoとして帰ってきた!しかしその陰に隠れた「お店の人殴るのが楽しいと思ったらやってもいいよ(笑)」という姿勢とは?水江チーフマネージャーに話をうかがいました。

大坪 ケムタ

執筆者:大坪 ケムタ

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お店の人殴るのが楽しいと思ったらやってもいいよ(笑)

――まだ現時点ではライブもリリイベも数回ですけど、アイドルファンにそういう本格的なEDMをぶつけて手応えは感じます?
「これはいけるはずだ、と作ったものに対する手応えはあるんですけど、お客さんが受け入れてくれるかどうかはまだわかんないですね。僕らは作ってるうちにすげえ楽しくなってきてるんですけど(笑)」

――いわゆるMIXとかコールをやりやすい曲ではないです。
「僕がもともとアイドルファンからスタートしてるってのもあるんですけど、アイドルファンって他のジャンルのファンに比べても一番面白いと思うんですよ。楽しくなくても楽しくする、みたいな即応性や機転の効かせ方とか、どんなライブよりも先行ってると思ってるんで。楽しむってことに関しては選ばれし精鋭だと思ってるんで。そこにEDMをぶつけてどうなるか? 楽しみではあるんですよね」

画像

Stereo Osakaメンバー。左より本母菜摘(MC/1995年生/blue)、山田由樹(MC/1991年生/orange)、田中彩友美(MC/1994年生/pink)、藤原寿莉(MC/2002年生/yellow)、青木詩絵(DJ/2003年生/green)、菊田愛琴(MC/2003年生/red)、重本悠花(MC/1996年生/white)、小道杏奈(MC/1994年生/purple)


――たしかにYou tubeで上がっていたタワーレコード吉祥寺店のリリイベの映像はいままで見たことのないリリイベ映像で、あれはインパクトありました。

Stereo Tokyo0418-You tube(タワーレコード吉祥寺店リリースイベント映像)

――お客さんのノリも混在してて。

「ただメンバーのパフォーマンスはまだまだこれからなんで。僕達が出来るのは、曲を作るとかプロモーションで口コミが起きるように仕掛けを作るだけ。ステージ上に立った瞬間から、僕らは何も出来ない。あの子たちがその場の状況に合わせて盛り上がりを作れるかと思うんですよね。そこは僕らは触れられない所なんで」

――メンバーにステージではどう見せろ、みたいな指導はしてるんですか?

「常々言ってるのは、『ちゃんと歌うとか、ちゃんと踊るとかは忘れてもらってもいい』と」

――あははは、いちおう教えるけど忘れていいと。

「ライブやリリイベで、外のステージで進行も音響もグダグダって時もあったりするじゃないですか。そんな中で形どおりのパフォーマンスしてもお客さんの満足度は低いですよね。だったらブッ壊れててもいいから、アカペラでもなんでもいいし、お客さんが楽しいって思えた瞬間が勝ちだと。音がどうとか踊りがどうとか歌がどうとかはわりとどうでもよくって、『楽しければすべてが正義だ』って話はメンバーに言ってます。お店の人殴るのが楽しいと思ったらやってもいいよ、と(笑)。終わったら大人が謝りにいくから。面白ければすべてが正義、エンターテイナーになってください、と。あとはもうなんでもいいです。人が死んだりしなければ」

――その辺の自由さとタフさがないと今のアイドルは生き抜けないですからね。店員殴るのは困りますけど(笑)。

“EDMアイドル”Stereo Japan後編はこちらです。


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Stereo Tokyo
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