『もこもこもこ』

1~2歳の子に絶大な人気を誇る『もこもこもこ』。しーんとした空間、地面と思われる平面が「もこ」と盛り上がり、近くにキノコみたいな形が「にょき」と生えてきて、「もこもこもこ」と大きく盛り上がったものが「にょきにょき」と成長したものを「ぱく」。この時点から大人の頭には「?」マークがいっぱいになるのですが、最後まで大人には、意味はわからないかもしれません。「意味を考えるなんて無意味なんだな」と思えるほど、子どもたちがこの絵本に夢中になる様子を見ていると、子どもの心をなくしてしまった自分にちょっぴり寂しさを感じると同時に、素直な感性でこの絵本に入り込んでいく子どもたちに、憧れに似た気持ちもわき上がるのではないでしょうか。何だかますますよくわからない、という方、ぜひ1度、図書館などで探して手に取ってみてください。理屈を超えて子どもたちの心をとらえる絵本なのです。

絵本『もこもこもこ』

絵本『もこもこもこ』



【書籍データ】
作: 谷川 俊太郎
絵: 元永 定正
出版社: 文研出版

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