骨盤とレッグラインの関係
「骨盤を締めると痩せるらしい」ということを、聞いたことはありませんか。骨盤を締めるとは、股関節が適度に締まること。それには- 股関節に連動している膝下の二本の骨の間が締まること
- 足首の角度
股関節を鍛えることはお尻や脚のハリや引き締めに繋がります。つまり、骨盤を締める目的のエクササイズで、脚のラインも整うのです。今回紹介するヒップエクササイズは、本来はヒップのためのエクササイズですが、骨盤を締めることにも効果的です。また、脚の歪みや筋肉の偏りも軽減する理由から、一度試すと変化にときめき主体的に取り組む人が多いため、ボディラインをチェックしながら試してみて下さいね。
エクササイズのポイント
「疲れてくると膝下の筋肉のラインが偏る」ときは、食も見直すとより効果的です。
- 身体を動かすポイントは、股関節・膝下・足首の3点です。
- 脚の重さを感じながら、ゆっくり丁寧に行いましょう。
- ヒップや腿、膝下の筋肉の心地よい疲労感を味わいましょう。
■注意点
- 股関節や足首に違和感があるときはやめましょう。
- 痛い方向に動かすのはやめましょう。
- 慣れてきたら、力みを抜いて行いましょう。
■回数や頻度の目安
【回数】
- 疲労感を目安に行います。
- 運動慣れしていない人は3回~、慣れている人は10回~、まずはこの回数から始めて、慣れたらステップアップしましょう。
【頻度】
- 一日置きが理想的です。
- または、身体を観察して、気になったときに行いましょう。
■A
1.横になり、下になった手の平で頭を支えます。両膝と足首を90度に曲げ、かかとはお尻の延長線上に置きます。
2.脚の重さを感じながら膝を開き、ゆっくり閉じます。
お尻~膝下の筋肉に、じわっと疲労感を感じるのがポイントです。
■B
Aと同じ体勢で、下になった膝の上で、上になった脚の膝を伸ばし、脚を無理のないところまで持ち上げます。
1.足首から太ももを、内側へ回旋。
2.外側に回旋。1と2を繰り返します。
脚やせを期待するなら、ポイントは「ほどほど」
触ったり鏡を見たり、よく観察しましょう。
また、ゴツクなるのではと心配をするとき、なかなか引き締まらないときの根本的な原因は、何らかの摂り過ぎということが多いです。食べ物と体型を照らし合わせると、どうしても食べ過ぎてしまうものに、ある日諦めがつくことはあります。それまでは、あまりご自身を責めず、どうぞ温かい目で見守ってあげて下さい。
いかがでしたか。ちょっとしたことでも見える身体の変化。丁寧に動いて、ご自身のコンディションや全身の繋がりを知って、身体と仲良くなっていけますように。
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