日本の学校システムで基本単語の復習をしよう!
まずは、日本の学校システムを説明する際に必要となる基本単語で、ウォーミングアップとまいりましょう。l’enseignement obligatoire(義務教育)の制度に関しては、日本とフランスでは年数が異なります。école primaire(エコールプリメール/小学校)は5年間、collège(コレージュ/中学校)が4年。つまり、日本でいうと小学校5年生が終わるとcollègeに入ります。特に中学からは、学年が上がるにつれて数字が小さくなり、日本の学校との学年の対応は慣れないと難しいので確認のためにリストアップしておきます。日仏の教育システムの違いも理解しておこう!
- CP(セ ペ/小1)
- CE1(セ ウ アン/小2)
- CE2(セ ウ ドゥ/小3)
- CM1(セ エム アン/小4)
- CM2(セ エム ドゥ/小5)
- Sixième(スィズィエム/小6)
- Cinquième(サンキエム/中1)
- Quatrième(キャトリエム/中2)
- Troisième(トロワズィエム/中3)
高校以上は日本独特の教育機関の訳語も覚えておこう!
では、次にlycée(リセ/高校)以上の日本の教育機関についてみてみましょう。université (ユニヴェルシテ/大学)という単語はほとんどの方がご存知だと思いますが、national(e)(ナスィヨナル/国立の)、privé(e)(プリヴェ/私立の)、municipal(e)(ミュニスィパル/市立の)、préféctoral(e)(プレフェクトラル/県立の)といった形容詞も覚えておくと表現の幅が広がります。高校以下では、公立・私立の区別が多く用いられますので、public / publique(ピュブリック/公立の)という形容詞も覚えておきましょう。なお、形容詞ですので、名詞にあわせてl’école primaire privée(私立小学校)や le collège privé(私立中学)のように性数の一致を行うことを忘れないでおきましょう。さらに形容詞を重ねて、les universités privées renommées(有名私立大学)のような表現も可能です。また、高等専門学校などは色々な訳が可能ですが、以下によく用いられる訳語のリストアップしておきますのでお役立てください。
- l'établissement spécialisé supérieur/l'école de formation professionnelle(高等専門学校)
- l’institut universitaire(短大)
- l’école spécialisée(専門学校)