国産小麦のパンをメインに食卓づくりまでを発信
ブレッドストーリー
2014年9月、銀座の松屋にオープンしたBREAD STORY(ブレッドストーリー)はアンデルセンの新ブランドです。
壁には芸北農場の季節とパンを楽しむ食卓の写真
アンデルセングループは本店のある広島に農場を所有しており、今から10年ほど前に、自社の製パン研修施設として機能しています。コンセプトは「土づくりから食卓づくりまで」。研修生は2年間、自分で土地を耕し小麦を育て、挽いてパンを焼き、仲間と食卓を囲むところまでを一貫して体験します。そこで育まれた小麦一粒一粒まで大切にする心や、日本ならではのパンの愉しみかたをひろく伝えるのがこのお店、BREAD STORYです。
ブレッドカウンターにはシンプルなパンが並ぶ
アンデルセンと言えば日本で最初にセルフサービスの方式を始めたパン屋さんですが、BREAD STORYではブレッドカウンターなる対面販売のコーナーもあります。特に、この店ならではのお薦めのパンを販売する場です。
食パンはいろいろあってどれにしようか悩ましい
商品棚には国産の小麦を使った食パンを中心にシンプルなパンが何種類も並んでします。こうしたパンはただそれだけを食べる一話完結のパンではなくて、何かと合わせて食べる必要があります。素材の違いや味の違い、料理との取り合わせや楽しみかたについては、カウンターに常駐するブレッドマスターが説明、試食などもさせてくれるので、気軽に声をかけてみましょう。
カウンターにはパンの焼き上がり時間
おすすめは、「キタノカオリブレッド」(476円)と「もち小麦の山型トースト」(713円)。1/2本から買えます。
キタノカオリブレッド
キタノカオリブレッドは北海道産「キタノカオリ」を50%使用、少し厚めに切ってトーストがおすすめです。よりもちもちした食感が好きな人にはもち小麦の山型トーストをおすすめします。三重県桑名産の「もち小麦」を30%使用。
もち小麦の山型トースト
日本人の好きな「もちもち」感、ほんのりブラウンがかった「もち麦のちぎりパン」(389円)はそのままで香ばしい風味。これはスープはもちろん、お味噌汁にも合います。
もち麦のちぎりパン