スキンケア/乾燥・かさつきケア

冬だけじゃない!?「乾燥性敏感肌」の原因と対策

乾燥性敏感肌というと、冬のイメージがありますが、季節の変わり目や夏場でも乾燥が進むことで起こってしまいます。そこで今回は、「乾燥性敏感肌」の気になる原因や対策をご紹介します。

佐治 真澄

執筆者:佐治 真澄

スキンケアガイド

乾燥肌が悪化すると……

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最近肌がカサついてかゆいということはありませんか?

突然ですが、「乾燥性敏感肌」という言葉を聞いたことがありますか?
でもこれ、一般的に言われる「乾燥肌」とは違うのでしょうか?

■「乾燥肌」とは?
潤いが不足して、肌表面が捲れあがりカサカサした状態のことを言います。

■「乾燥性敏感肌」とは?
乾燥によりバリア機能が低下しているため、肌表面がカサカサと捲れあがったところから刺激物が侵入し、トラブルを起こしている状態のこと。
要するに、乾燥肌が悪化し、かゆみや炎症が起きている状態のことを「乾燥性敏感肌」と呼びます。


こんな症状があると「乾燥性敏感肌」かも?

あてはまる項目が無いか、チェックしてみましょう。

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いつも使っている化粧水がしみる

・いつも使っている化粧水がしみる
・汗をかいたりすると肌がかゆい
・着る洋服の素材によってチクチクすることがある
・カサカサしていて粉がふいている
・洗顔後や入浴後に肌がつっぱるようなかんじがする

1つでも当てはまるものがあれば、乾燥性敏感肌を疑ってみた方が良いかもしれません。


「乾燥性敏感肌」の原因は?

一番の原因として考えられるのは、やはり「乾燥」です。
冬は空気が乾燥しているため、いつも以上に起こりやすくなります。ただし、春先などの季節の変わり目や、夏場でも紫外線やエアコンの影響で乾燥が生じると起こることもあるため、冬だけのことと安心することはできません。

それ以外にも、偏った食生活睡眠不足生活環境の乱れ大気汚染花粉、最近よく聞くPM2.5なども影響しています。

しかも、大人、子供問わず起こる症状な上に、普通肌の人など何のトラブルも持っていない人でも、乾燥が進むとなってしまう可能性があるので注意が必要です。

さらに、肌がかゆいからといってかきむしってしまうと、
「バリア機能が低下 → 炎症が悪化 → かゆみが生じる」を繰り返す、負のスパイラルに陥ってしまうので気をつけましょう。

次のページでは、乾燥性敏感肌の対策やUVケアのポイントをご紹介します。

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