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花蕾(花のつぼみ)を食べるカリフラワー。同じ花蕾を食べるブロッコリーに人気が押されていますが、カリフラワーは生でも食べられる野菜なのです。
カリフラワーの下ごしらえ -アク抜き-
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カリフラワーのアク抜きに活躍の(左から順に)塩・酢・小麦粉。鮮度がよいものであれば仕上がりの色合いに違いは出ません。
たっぷりのお湯(1-2L)に塩・酢・小麦粉などを大さじ1ほど加えてゆでて、アク抜きをします。どれを用いてもアク抜きができますが、仕上がりに以下のような違いが出てきます。
- 塩: カリフラワーの甘みが適度に引き出されます。ゆでた小房をそのままいただいても、それだけでもおいしくいただけます。
- 酢: カリフラワーが白く仕上がります。酢の酸味は残りません。塩と違って味がついていないので、サラダなどにすると◎。
- 小麦粉: ゆで汁がとろみを帯びてくれるおかげで、カリフラワーを入れても温度が下がりにくく、短時間・高温でゆでることができます。ゆで汁の吹きこぼれに要注意です。塩と違って、こちらもサラダなどにおすすめです。
新鮮なカリフラワーのアク(えぐみ)はそれほど強くはないので、サッと洗って生でいただいてもOKです。
カリフラワーの下ごしらえ -切り方-
カリフラワーを小房に分けるときは、みっちりと詰まった花蕾(花のつぼみ)をつぶさないようにして、切り分けてあげましょう。切り分けるときは、花蕾に刃を入れず、裏の茎の部分から刃を入れてあげるようすれば、ボロボロと花蕾が落ちることなく、きれいに切り分けることができます。
また、カリフラワーを丸ごとゆでてから切り分けても◎。切り分けるときに花蕾が落ちませんし、カリフラワーのうまみを残したままゆでることができます。
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カリフラワーの切り方1
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カリフラワーの切り方2
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カリフラワーの切り方3
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カリフラワーの切り方4
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カリフラワーの切り方5
※ 葉と茎について
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左からカリフラワーの芯のきんぴらと葉のおひたし
葉はキャベツの外葉のような味わいです。しっかりゆでておひたしにしたり、細切りにして、多めの油で炒め物にしてみてください。
カリフラワーをさっと茹でる
旬の真っ盛りのカリフラワーを食べるならサッとゆでるのがおすすめです。みずみずしさが絶頂なので、カリフラワーの柔らかな味わいを楽しむことができます。サッとゆでると、カリフラワーの透明感が増し、きれいな乳白色になります。食べてみるとほっくりとした食感と、ほんのりとした甘みがあります。ポイントはちょっと固めにゆでて、余熱でちょうどよい固さに仕上げることです。ここでは「小房でゆでる」「丸ごとゆでる」を説明しましょう。カリフラワーを小房で茹でる
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カリフラワーのゆで方1
1. カリフラワーを小房に切り分けて、ボウルに張った水でしっかり洗います。(花蕾に汚れが入りこんでいる場合、流水では落ちにくいからです。)
2. たっぷりのお湯を沸かし、カリフラワーをゆでます。アクが気になる場合は塩か小麦粉を少々、真っ白く仕上げたい場合は酢を入れましょう。
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カリフラワーのゆで方2
料理の付け合わせ、サラダ、グラタン、ピクルス、シチュー、和え物などにおすすめです。
カリフラワーを丸ごと茹でる
カリフラワーを丸ごとゆでると、うまみを逃がさずゆで上げることができ、切り分けが簡単になります。ただし、カリフラワー自身が大きいので、全体をちょうどいい固さにゆでるのは至難の技。火加減と仕上がりに特に注意しながらゆでてみてください。
カリフラワーを丸ごとゆでる1
2. たっぷりのお湯を沸かし、茎から湯に入れます。
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カリフラワーを丸ごとゆでる2
水で冷やすと、水っぽくなって、味が薄まるので自然に冷ますようにしましょう。
カリフラワーをしっかり茹でる
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カリフラワーをしっかりゆでてつぶしましょう
カリフラワーの食べ方……焼く
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オリーブオイル、塩、ドライバジルで和えたカリフラワーをオーブンでローストしてみました。
オイルと調味料でコーティングしたものを、200度のオーブンかトースターで10-15分焼いてみてください。焦げ目がついたところがカリッとしていておいしいです。
また、フライパンで焼く場合は、芯まで火を通すため、中火でじっくりと焼き目をつけながら焼くとおいしく仕上がります。
カリフラワーの食べ方……生で食べる
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カリフラワーのサラダ
キャベツの芯とよく似た味わいですが、筋がないので、舌触りは滑らか。しっかりとしたコリコリ感は、ナッツを思わせます。小さめに割いて、サラダに散らして食べるのがおすすめです。また、スライスして、塩でもんで漬物みたいにして食べるのもおすすめです。
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