独自のバレエコンクールをはじめたきっかけは何だったのでしょう。
審査員にしても、国内・国外合わせて約40名の方が参加しています。日本のバレエ界だけでもかなりの数で、谷系、松山系、牧阿佐美系、東京バレエ団、スターダンサーズ・バレエ団と、なるべく偏りがないように声を
ダンサーに対するケアも、常により良いものをと考えていて、毎年少しずつ変えています。いいと思うことは何でも取り入れていこうという方針です。当日の出場者の流れやリノリウムの状態、バーの位置、足馴らしをする場所にしてもそう。例えばバーはリハーサルルームのほか、ホールの袖や奈落、ロビーの隅に置いたりと、出番までしっかりバーレッスンができるよう配慮しています。
ダンサーの今後の身の振り方についても、毎年スカラシップ制度を設け、より飛躍できるよう務めています。今年は約20校がスカラーの受け入れに参加しました。過去の年度も含めると、NBA全国バレエコンクールから世界のほとんどのバレエ学校にダンサーを派遣していると思います。