赤ら顔の原因は毛細血管にあり
赤ら顔の原因は毛細血管です。皮膚の二層目にあたる真皮には毛細血管が密集しています。トラブルのない肌の場合、毛細血管は皮膚の表面からは見えません。ただし、もともと肌が薄いなどの遺伝や、間違ったスキンケアによって皮膚が薄くなってしまうと、透けて赤く見えてしまうのです。暖かい季節には気にならない赤ら顔。どうして、冬になるとトラブルが増えてしまうのでしょうか? 冬になると湿度が低下して皮膚が乾燥します。その事で皮膚が薄く毛細血管が浮きやすくなるのが赤ら顔の主な原因です。さらにそこから炎症を起こす事も赤ら顔の原因になります。
冬に気になる赤ら顔、その原因は?
また、外気の気温が下がり室内との温度差が激しくなることで、毛細血管が拡張しやすくなるのも赤ら顔を助長してしまいます。というのも、毛細血管は外気温に合わせ血管を拡張・伸縮させることで温度を一定に保っています。寒暖に差があると毛細血管の拡張と伸縮が多く起こり、その結果拡張したままになってしまうからです。
軽傷の場合は、スキンケアで改善可能
まずは乾燥を防ぐ事です。いつものスキンケアにプラスαで保湿アイテムをプラスしてください。また化粧品ではなかなか難しいですが、炎症を伴う赤ら顔であれば炎症を抑えるビタミンC誘導体が配合されている化粧品を選ぶのもポイントです。食生活では、アルコールやカフェイン、たばこなどの嗜好品や香辛料などの刺激物質も赤ら顔の原因になるので、控えるようにしましょう。
冬だけでなく、一年中赤ら顔が気になる時は毛細血管を除去するレーザー(Qスイッチルビーレーザーなど)を照射する必要があります。一度クリニックにカウンセリングに訪れてみてくださいね。