――建築にあたり、どんな点にこだわりましたか?
賃貸だから自分のこだわりを発揮できる?
赤のキッチンで「賃貸だからできるこだわり」を実現。
――こだわられた分、大変だったこともありましたか?
そうですね。他のオーナーさんもそうだと思いますが、家や賃貸を建てる人は初心者でもありますし、自分の想いを100%表現したり、営業の方に伝えるって難しいですよね。でもこのラシーネを建てる時は、出来るだけ想いに近づけたいと思って、パナホームの営業の方やインテリアデザイナーの方と何度も何度も打合せしました。
――ご友人やご近所、入居者からはどんな声を聴きますか?
遊びに来た友人が部屋を予約していく!
女性にうれしい壁ミラー付きのカウンターがある
ここは3面道路に建っているのでどこからも目立ちますし、白く光るキラテックのタイル貼り外観も、お友達や街行く方々の目を惹きつけるのだと思います。「素敵ですねー」とご近所の方にも言われると、街のためにもお役に立てているなんて本当にうれしく建ててよかったと心底思いますね。
――今後この賃貸をどんなふうにしていきたいですか?
見学したラシーネ井の頭は、女性たちが一度は住んでみたいと思うエリアに建ち、一度はこんなお部屋に住んでみたいと思う賃貸コミュニティが実現していました。この「ラシーネ五條」も、「一度は住んでみたい」と言っていただけるような賃貸にしていきたいですね。
「賃貸はオーナーでなく入居者が評価するもの」
サロンに設けられた茶室コーナー。こんなところに地域文化とオーナーの趣味が表現される
せっかくサロンをつくったので、週末などイベントもしていきたいですね。そんなふうに、ただ入居者の回転率や効率だけを重視するのでなく、私のようにオーナー自身も趣味をそこで体現したり、入居者の方とそこに住む価値を分かち合ったりできる、そんな賃貸が増えていくといいなと思いますね。