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無線LANでDLNAを利用し、スムーズに動画を再生する(3ページ目)

無線LANで電波をTVに飛ばし動画を再生すると、動きが一瞬止まってしまうことがある。これは、取りも直さず動画のサイズが無線LANの転送能力を超えてしまったからだ。さて、今回の記事では、スムーズに再生されない動画を如何にして正常に再生するかを解説しよう。

岡田 庄司

執筆者:岡田 庄司

LAN・無線LANガイド

無線LANルータの付加機能を利用する

無線LANルータには、動画をスムースに再生するための付加機能が用意されている。たとえば、BUFFALOのWZR-1750DHPには、通信の優先順位を設定する「アドバンスドQoS」機能が装備されている。標準ではoffになっているので、設定でonにしよう。

アドバンスドQoS機能で動画を優先させる。

アドバンスドQoS機能で動画を優先させる。クリックで拡大。


また、機種によっては動画をスムースに再生するための専用スイッチが用意されている場合もある。以前利用していたWZR-HP-AG300Hには、「ムービーエンジン」スイッチがある。これをonにしよう。

ムービーエンジンスイッチをonにする。

ムービーエンジンスイッチをonにする。onにするとフィルム状のアイコンが光る。


有線に変更する

「無線LANでDLNAを利用する」というテーマでは本末転倒だが、やはり何と言っても有線LANの方が信頼性があるし速度も速い。新築マンションなどには、LAN端子が壁に用意されている場合もあるので、探してみよう。

壁のLAN端子。新築物件には案外装備されていることがある。

壁のLAN端子。新築物件には案外装備されていることがある。


また、「きし麺」状のケーブルでドアの間隙からケーブルを隣の部屋に通すこともできる。大がかりな工事をしなくても有線の環境を構築できるので多少見場が悪くなるが可能であれば、試してみよう。

ドアの上に、通称きし麺ケーブルを通してみた。

ドアの上に、通称きし麺ケーブルを通してみた。



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