時代と共にかわる交通事情

中国の風景

中国の道路の風景

今や自転車はスクーター型の電動自転車(電動車)にとってかわり、少数派になりました。そして、10年前の成都市内では人力の三輪車タクシーが至るところで走っていましたが、今では禁止に。一方、成都市内から離れた地方都市ではまだ三輪車タクシーは健在です。

時代の流れとともに交通インフラも整い、今や九寨溝や辺鄙な東チベットの奥にも空港ができ、簡単に秘境と呼ばれた場所に行くことができるようになりました。

今回はそんな「四川省の主な交通事情」と「成都から他の街への移動」を中心に紹介します。

地下鉄について

成都の地下鉄

成都の地下鉄

四川省の省都「成都」の人口は増え続け今や1400万以上(2013年)と言われています。東京都の人口が約1335万(2014年5月)なので、人口だけ見ると東京都民より多く、まさに内陸の大都市です。

そんな成都ですが、地下鉄が開通したのは1号線が2010年、2号線が2012年です。地下鉄建設計画としては10号線まであり、2015年には3~7号線が開通する予定です。

省都の成都ですら、交通インフラを整備している真っ只中なので、他の四川省の街に地下鉄はもちろんありません。やはり街の移動はタクシーかバスが中心になります。

詳しくは「成都旅行(基本情報・日本からのアクセス)」の記事へ

タクシーについて

成都のタクシー

成都のタクシーは緑が特徴

旅行中一番使うのはタクシーでないでしょうか。日本と比べるとかなり安い料金なので、ちょっとした移動にはタクシーを使うのがおすすめです。始めに行先を告げ(メモなどを見せ)、乗れるかどうか確認しましょう。
※全てではないですが、帰宅前の場合、帰る方向と違うと言い乗車拒否されることもあります。

タクシーの料金は街ごとに変わります。例えば、成都では初乗り旧タクシー8元~、新タクシーは9元~。楽山では昼間は5元~、夜は6.5元~と成都に比べると安く利用ができます。メーターは1km約1元ペースで上がります。

余談ですが、四川省の濾州市に行った際にタクシーに乗ると必ずと言っていいほど相乗りが発生しました。どうやら濾州市ではそれが普通らしく、同じ行先の場合、他の乗客と一緒に移動しました。その分、ちょっと安い値段にしてくれましたが。

なお、白タク(野的)は渋滞している時や空港などで多く見かけますが、交渉が必要になるので、できれだけ避けてください。

バスについて

成都でも地下鉄ができ、便利になりましたが、バスはまだまだ健在です。庶民の足と言えば、やはりバスです。成都市内ではバスは一律2元。バスの中には運転手しかおらず、両替機もないので、小銭は必ず持っておきましょう。

一般の成都の人は電子カード(公交刷カー)を持っていて、カードで支払います。日本のSuicaなどと同じで、カード内にお金を補充して使用します。カードで支払う場合、乗車賃は1.8元と比較的安く、月毎の支払いをすると乗車賃は1元になります。

成都ではスマートにお金を払えますが、他の街ではそうはいきません。ただ、バスの中には車掌さんがいるので、ご安心を。お釣りのやり取りなどありますが、安心して乗車賃を支払うことができます。

三輪車について

人力の三輪車

地方都市ではまだ人力の三輪車がある

2000年代はじめの成都にはたくさんの三輪車が走り、ちょっとした移動の際には三輪車がよく使われていましたが、今では禁止になっています。どうしても成都で乗り、風情を感じたい!という方は四川大学へ行ってみましょう。

四川大学は非常に大きく、例えば南門から北門まで歩いて移動するのは、かなりの時間がかかります。そんな時は大学内で走っている三輪車が大活躍。年季の入った運転手が三輪車をゆっくり漕ぎ、緑豊かな大学をゆっくり移動する。風情があり、昔の老成都を感じられるひと時です。