どんな風に表示されるの?
これまでは、体脂肪や血圧、コレステロール、お腹の調子等にフォーカスされた文言が商品パッケージに表記されていましたが、今後は、睡眠、美容、疲労、免疫という観点でも表示されるようです。例えば、豚肉には「ビタミンB1が疲労回復をサポート」と表示されたり、乳製品には「トリプトファンが睡眠をサポート」、果物類には「ビタミンCが美肌に整える」など、これまでは機能をアプローチができなかった食品も、また、これまではフォーカスされなかった観点でも文言がパッケージに表記されるようになります。ダイエットにどのように活用すれば良い?
機能性表示ができるようになることで、ダイエッターにはどのようなメリットが生まれるのでしょうか? 栄養素の知識がなくても、またサプリ等に頼らなくても、生鮮食品含め様々な物を自分が必要あるいは欲しいと思う効果から食品を選べるようになることが、大きなメリットです。美容や健康に良いものを目的別に選べるようになるのは便利であるとともに1つの買物の楽しみにもなるでしょう。例えば、不眠が続いていることが原因で自律神経やホルモンバランスが乱れ、体重が落ちない人が食事内容を改善したい時は、睡眠という観点で食品を選べますし、無理なダイエットで肌がボロボロになってしまった時は美肌という観点で食品を選べます。体脂肪の吸収を抑えたいときは、以前からあるトクホの飲料を活用する。このように、様々な効果の目的別にスーパーで買物できるようになると、自然と健康的な生活を送れるようになります。≫自分で手軽に食事改善ができるようになる!