今回披露される日本初演のソロ作品『それでも地球は回る』と『タイス瞑想曲』について、それぞれの魅力、作品への想いをお聞かせください。
『それでも地球は回る』
私はまだソロを踊ったことがなく、誰か相性の良い振付家に私のためのソロを創作してもらえないかと考えていたところでした。
ジョルジオ・マンシーニ
『タイス瞑想曲』は両親(ドミニク・カルフーニとデニス・ガニオ)のために創作された作品で、私と妹のマリーヌにとってはいつか踊らなくてはならない作品でもありました。これまでさまざまなダンサーがこの作品を踊っていますが、多くの方が両親の舞台をよく覚えていてくれるので、やはり特別な感情がありますし、大きな責任とプレッシャーを感じます。
マリーヌ・ガニオ
どうなるか私自身も楽しみですし、みなさんもぜひ楽しみにしていてください。本当にうっとりするほど美しい音楽と振付けです。私も、みなさんを魅了できるように踊りたいと思います。
『それでも地球は回る』と『タイス瞑想曲』、どちらも私にとって初めて踊る作品です。両作品とも音楽もとても素晴らしく、きっと伸び伸び踊れるのではないかという気がします。
マチュー2歳、初舞台の写真 (C)Michel Lidvac