セゴビアへの道
城壁に囲まれたセゴビア旧市街。林の下にエレスマ川が流れている。旧市街は三方をこのような坂や断崖と川に囲まれている
■エアー&ツアー情報
スペインの玄関口でセゴビアに近いのはマドリード。日本からの直行便はないので、パリやフランクフルト、アムステルダム、ドバイなど、ヨーロッパやアジア諸都市を経由するのが一般的。格安航空券で12万円前後、ツアーは15万円前後から。
セゴビアはマドリードの北西約70kmで、高速鉄道で30分程度。
■周辺の世界遺産
木を組み合わせた木象嵌の模様が美しいアルカサルの「ガレー船の間」の天井部分
マドリードから150km以内の世界遺産だけでも、「セゴビア旧市街とローマ水道橋」「マドリードのエル・エスコリアル修道院とその遺跡」「アビラの旧市街と城壁外の教会群」「古都トレド」「歴史的城壁都市クエンカ」「アルカラ・デ・エナレスの大学と歴史地区」「アランフェスの文化的景観」がある。
特にセゴビア、アビラ、エル・エスコリアル修道院はいずれもマドリードの北西方向にある。バスや電車を駆使すれば1日で回ることも可能だ。
セゴビアのベストシーズン
アルカサル。中央の四角い塔がフアン2世の塔。屋上から辺りを一望できる
セゴビア大聖堂の放射状列室の天井部
年間を通して雨は少なく、月20~60mm程度。参考までに、東京でもっとも雨が少ない1~2月の降水量が50~60mm。あまり雨を気にする必要はないだろう。
ベストシーズンは真夏と真冬を避けた春・秋といわれるが、リーガ・エスパニョーラのシーズン(8~翌5月頃)や食べ物の旬、祭りなどに合わせるのもおもしろい。
世界遺産基本データ&リンク
アルカサル、フアン2世の塔からの眺め。左にラ・ベラ・クルス教会、中央やや右にサンタ・マリア・デル・パラル修道院が見える
水道橋とアソゲホ広場
登録名称:セゴビア旧市街とローマ水道橋
Old Town of Segovia and its Aqueduct
国名:スペイン
登録年と登録基準:1985年、文化遺産(i)(iii)(iv)
【関連記事】
- グラナダのアルハンブラ宮殿/スペイン
- コルドバ歴史地区/スペイン
- アントニオ・ガウディの作品群/スペイン
- カタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院/スペイン
- All About スペイン
- All About マドリード
- スペイン政府観光局(日本語公式サイト)