アテネを5つのエリアに分けて紹介
シンタグマ広場に面する国会議事堂
1、観光の拠点、シンタグマ広場周辺
2、ランドマーク、アクロポリスとその周辺
3、古い街並みが遺るプラカ地区
4、リカヴィトスの丘と南麓コロナキ地区
5、国立考古学博物館と中央市場周辺
アテネ観光の拠点、シンタグマ広場周辺
曲線の階段が優美な国立図書館
シンタグマ広場の南側には、緑豊かな国立庭園、列柱が美しい建築のザピオン国際展示場、第1回近代オリンピックが開催されたパナティナイコ・スタジアム、ローマ時代、2世紀に建設されたアドリアヌス門などの見所があります。
シンタグマ広場の北側、パネミスティミウ通りは大学通りの意味で、アカデミックな雰囲気に溢れています。ギリシャ学術院(アカデミア)、アテネ大学、国立図書館と3つの壮麗な建物が並び建ちます。どれも学問の殿堂と呼ぶにふさわしい存在感のある建物です。
このエリアの詳しい紹介は、アテネ観光の拠点、シンタグマ広場周辺の記事をお読みください。
アテネのランドマーク、アクロポリスとその周辺の見所
新アクロポリス博物館のパルテノンギャラリー
アクロポリスの丘の麓には、ギリシャ最古の遺跡の劇場ディオニソス劇場や、遺跡でありながら今でも夏季の芸術祭のメイン会場となるイロド・アティコス音楽堂などがあります。
新アクロポリス博物館も欠かせません。2009年6月にオープン。著名建築家によるモダンなデザインで、アクリルガラスの床の下に遺跡が広がります。以前アクロポリスの丘にあった小さな博物館に比べ、約10倍の展示面積になりました。特に必見なのは、アクロポリスのエレクティオン神殿の女性像のオリジナルや、パルテノン神殿の大理石のレリーフが展示されるパルテノン・ギャラリーです。
このエリアの詳しい紹介は、アテネのランドマーク、アクロポリスとその周辺の記事をお読みください。
古い街並みが遺るプラカ地区
アクロポリス、プラカ地区などを通り抜ける汽車の形をしたバス、Athens Happy Trainは観光客に人気
賑わいを見せるモナスティラキ広場、アテネで最も格式の高いミトロポレオス大聖堂、民芸博物館なども見所です。老舗タベルナ、カフェ、土産物店などが軒を連ねます。
ケラミコスの遺跡と博物館、古代アゴラ(ヘファイストス神殿、アタロスの柱廊博物館)、ローマン・アゴラ、アドリアヌスの図書館など、アクロポリスとの共通チケットで入場できる遺跡や博物館が点在しています。
このエリアの詳しい紹介は、アテネの古い街並みが遺る、散歩が楽しいプラカ地区の記事をお読みください。
リカヴィトスの丘と南麓コロナキ地区
リカヴィトスの丘(左)とアクロポリスの丘
リカヴィトスの丘の南麓に広がるコロナキ地区はブランドショップや皮革製品の店、高級デリカテッセンなどが立ち並び、ウィンドーショッピングには最適なエリアです。べナキ博物館、ビザンティン&クリスチャン博物館、キクラデス博物館など、見応えのある中規模な博物館も点在しています。おしゃれなカフェもたくさんあるので、博物館巡りの際に一休みするのもいいでしょう。
このエリアの詳しい紹介は、アテネで最も高いリカヴィトスの丘と南麓コロナキ地区の記事をお読みください。
必見、国立考古学博物館と中央市場周辺
アフロディテとパンとエロスの像(国立考古学博物館)
また現地のありとあらゆる食材がぎっしりと並べられている中央市場も旅行者には興味深い場所です。市場の周辺にもオリーブやハチミツ、ハーブなど多くの食の専門店があり、美味しい食材が安く入手できます。
このエリアの詳しい紹介は、アテネで必見の観光地、国立考古学博物館と中央市場の記事をお読みください。