文化財の宝庫、国立考古学博物館

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貴重な文化財の宝庫、国立考古学博物館

アクロポリスなど、都心の主な観光スポットからは少し離れていますが、やはり国立考古学博物館は必見の見所です。先史時代から後期ローマ時代まで、クレタ島を除くギリシャ全土の貴重な出土品が集められています。

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躍動感が見事な作品「馬に乗る少年」

ミケーネ遺跡で発掘された「黄金のマスク」、ミロス島で発見された「アフロディテとパンとエロスの像」、エヴィア島で発見された「馬に乗る少年」、「ポセイドンのブロンズ像」など、美術や歴史の教科書に載っている有名な作品がずらっと展示されています。

1階と2階の両フロアに膨大な展示物があり、「ミケーネの部屋」、「アルカイック期の部屋」など時代やテーマごとに56の展示室に分けられています。時間が1、2時間しかないなら有名作品だけをざっと見るようにして、ゆとりがあれば半日くらいかけて各部屋の展示物をじっくり見学するのもいいでしょう。順路は部屋の番号で見ていけば辿れますが、ちょっと複雑な回り方になっており、再びチケットの半券を見せて入場になる箇所もあるので、半券は失くさずにすぐ提示できるようにしておきましょう。

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■国立考古学博物館
住所: 44 Patission St.
TEL:210-8217717
開館時間:月曜 13:00~20:00 火~日曜9:00~16:00 
※開館時間は季節によって変動するので要確認
休館日:1/1、3/25、5/1、12/25、26、復活祭の日曜日(毎年変動)
料金:7ユーロ
アクセス:地下鉄「ヴィクトリア」駅(ISAP地下鉄ライン1)から徒歩5分

様々な食材が所狭しと並ぶ、活気溢れる中央市場

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活気溢れる中央市場

現地の新鮮な野菜や果物、肉、魚介類、オリーブ、ハーブ、スパイス、ナッツなどあらゆる食材が売られる中央市場は、旅行者が訪れてもなかなか興味深い場所です。モナスティラキ広場とオモニア広場を結ぶアシナス通りのほぼ中間地点に位置しています。

オモニア広場に向い、左側は野菜、果物、右側は肉類、魚介類です。売り場はいつも活気に溢れ、新鮮な食材が安く入手できるので、買物をする現地の人々でごった返しています。基本的に何でも量り売りで、たいていハーフキロからなら売ってくれますので、美味しそうだと思うものがあれば、気軽に買って試してみるのもいいと思います。特にオリーブは数え切れないほどの種類があり、見ているだけでも楽しいです。

朝6時ごろから開き、午後は15時くらいに閉まる店もあれば、17時ごろまで開いているところもあります。行くならなるべく早く午前中、遅くとも正午前には着く方がいいでしょう。日曜日は休みです。

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パストゥルマ、ソーセージなどの専門店

中央市場の周辺にも、パストゥルマ(塊肉に塩や香辛料をすりこみ、天火で干すか燻製にして作る干し肉)、ハーブ、ハチミツ、チーズ、オリーブなどたくさんの専門店があり、ぶらぶらと歩くのも楽しいです。中央市場は地下鉄の「オモニア」駅(ISAP地下鉄ライン1、2)から徒歩3分ほど、「モナスティラキ」駅(地下鉄ISAP地下鉄ライン1、3)からも徒歩5分くらいでたどり着けます。

休憩するのにちょうどいい周辺のおすすめ店として、ギリシャコーヒーで有名なアテネの老舗カフェギリシャ風ドーナツ、ルクマデスの老舗菓子店などがあります。

オモニア広場の近く、アギウ・コンスタンディヌ通りにはギリシャ国立劇場があり、ネオ・クラシック様式の美しい建物です。アテネの数多くの公共の建物を設計した建築家エルンスト・ツィラーによるものです。

オモニア広場周辺は治安が悪いと言われますが、昼間、中央市場の辺りに出かけて特に危険を感じたことはありません。ただとても混雑しているので、スリや置き引きなどには注意が必要です。特にカメラやスマホなど所持品には十分に気をつけてください。人通りの少ない細い路地などには入らないように、また夜間の一人歩きなどは避けた方がいいエリアです。

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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。